元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が5日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「【日本ハム】新庄監督がレイエス・マルティネスに異例の呼びかけ!! 他球団も接触か? 日本ハム助っ人外国人争奪戦について語ります!」に出演。日本ハム・新庄剛志監督の去就について語った。
高木豊氏「新庄剛志は格好良くないとダメ」
3年任期の最終年となる今季、チームを2位に導いた新庄監督。その去就について、高木氏は「新庄監督はどういうふうに自分を置いてるかと言うと、俺の予想では格好悪かったらやめないね。クライマックスシリーズで格好悪い負け方とかをしたらやめない」と予想し、「でも格好良くなったとしたら、『僕の仕事はこれまでです』みたいな形でやりそうだろ?」「新庄監督と話した時に『僕の人生もあるから……』って言ってたね。格好いいよな」と、実際に話した時の言葉を紹介した。
さらに、高木氏は「『でも、それだけ慕ってくれる人間もいるわけだから、その人たちのためにも、ってことは考えないか?』って聞いたら、『それは考えます』『だけど、まずはやっぱり自分の生き方、新庄ってものがあるんで、それを優先します』(と言っていた)」と明かしつつ、「新庄剛志は格好良くないとダメなんだよ」と、しみじみと語っていた。
なお、動画公開後の8日、新庄監督は自身の去就について「今後の戦い方次第」とコメントしていた。
【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た『大谷翔平』と『佐々木朗希』の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。