元プロ野球選手で野球解説者の高橋尚成氏(高ははしごだか)が7日、YouTubeチャンネル『高橋尚成のHISAちゃん』で公開された動画「【緊急】『ハッキリ言います』田中将大は本当に大丈夫なのか!? 巨人開幕第3戦&カブス戦登板決定だが不安要素が山盛り!? 魔改造で何勝できる?【高橋尚成プロ野球ニュース】」に出演。巨人・田中将大の投球について語った。
田中将大の投球を称賛
2月24日のロッテとのオープン戦では、1イニング打者3人に対し10球を投げ無安打無失点、3月2日のヤクルトとのオープン戦では、2イニング打者8人に対し22球を投げ被安打2無失点という投球内容だったが、これについて高橋氏は「良かったですね」と称賛。
その理由について、「球数少なくイニングを稼げるピッチャーだと思うので。初めのロッテ戦も10球で終わってるわけですよ。先発ピッチャーって1イニングを15球の計算で入っていくんですよね。そうすると大体6回7回で100球に到達するっていうことを考えてプランを立てていくわけです」と先発投手の役割について説明したうえで、「やっぱり田中投手ぐらいになると、球数を少なくしてイニングを稼ぐことができるんですよね」と、少ない球数で回を重ねられる田中のすごさを解説した。
また、「10球で前回も22球。2イニング22球ですから、11球平均なんですよね」としつつ、「球数を少なくする技術っていうのもすごくあるので、これはもうやっぱり田中投手に長いイニングを投げてもらいたいなっていうふうに思いますね」と今季の活躍に期待していた。
【編集部MEMO】
昨秋に受けた右肘クリーニング手術の影響もあり、2024年はプロ入り後初となるシーズン未勝利に終わった田中将大。11月には楽天を退団し、巨人に入団。春キャンプでは、久保康生巡回投手コーチとの二人三脚でのフォーム改造が話題になった。