女優の松岡茉優が2日、ポッドキャスト番組『松岡茉優&伊藤沙莉「お互いさまっす」』(YouTubeほか各オーディオストリーミングサービスで配信)に出演。舞台公演中の“あるある”を明かした。

  • 松岡茉優

映画は「撮ったら忘れていく」

現在公演中の舞台『ワタシタチはモノガタリ』に出演している松岡。セリフ覚えについて、「ドラマや映画のセリフって、一冊の本を1カ月から3カ月ぐらいかけて。もっと短いときも、長いときもあるんだけど」と話しながら、「映画は撮ったら忘れていくんです。“おはようございます。○○先生”っていうセリフを撮ったら、もう忘れちゃうのよ」「ドラマなんか、10冊、11冊、12冊っていう本を、撮ったら忘れる、撮ったら忘れるって感じでやっていかなきゃ次が入らないから」と明かした。

一方、舞台の場合は、「一冊の本を2カ月、ずーっと毎日繰り返すんですよね。だから、ずっと入ってんのさ」と吐露。「だから、舞台のセリフとたまたま同じセリフを、カフェとかで聞くと、立ち上がるぐらいビックリする。ヒッ! ってなったりする」と続け、「マジであるあるで……。昨日も、舞台の方とご飯食べてて、隣の席の人が、まんまセリフ通りのことを言ってたときに、ハッ! ってなったもん(笑)。一冊の本をずっとやってるときは、そういう職業病もある」と打ち明けていた。

また、2年ぶりの舞台出演となった松岡。「俳優さんのほとんどがそうだと思う」と前置きしながら、「舞台中っておにぎりばっかり食べるんですよ。休憩時間になると、みんなラップをピリピリむしゃむしゃって」「今8人の舞台やってるんですけど、8人ともおにぎり食べてる」と明かす場面も。自身は、昆布や梅、枝豆などの具が好きだというが、共演の江口のりこが、炊き込みご飯のおにぎりを持って来ていたそうで、「おいしそう~って思ってたわけ。炊き込んだんだよね。今日もあるよ(笑)」と持参したおにぎりを取り出しながら、「毎日おにぎり食べてると、クセでにぎっちゃうんだよね」と笑っていた。

【編集部MEMO】
松岡茉優と伊藤沙莉が、2023年に芸能生活20周年を迎えた節目に、ポッドキャスト番組『松岡茉優&伊藤沙莉「お互いさまっす」』を同年10月からスタート。リスナーから「イライラしたこと」「モヤモヤしてること」「情けなかったこと」「恥ずかしかったこと」「気持ちよかったこと」など、あらゆる喜怒哀楽エピソードを募集し、気心の知れた二人がリスナーの気持ちに寄り添いながらプライベートに近い感覚で語り合う。隔週水曜日配信。