• 今森茉耶

――芸能界に入る前、グラビアという表現にはどういうイメージを抱いていましたか?

事務所の子に憧れて始めたのもあって。桑島海空ちゃんのグラビアを見て、すごくキラキラしてかわいい印象だったので、「女の子がすごく輝いている場所」というイメージでした。

――肌を露出することへの抵抗などはなかったですか?

最初は「大丈夫かな?」とか「どう見えているんだろう?」というのが不安でしたが、写真のデータを見せてもらうと、自分が思い描いていたよりキラキラしていて、かわいくて、すごく好きでした。

――ミスマガ2024の発表イベントにゲストで登壇されたミスマガ2023の皆さんが、感極まっていたのが印象的でした。それぞれにとって特別な出来事だったと思うのですが、ミスマガでグランプリを受賞してから、今森さんにはどんな変化がありましたか?

自分でも自分が成長したなと思います。ミスマガのメンバーからも言われるんですけど、最初は「宮崎から出てきた宮崎の女の子が、頑張って話している」みたいな印象をずっと持っていたらしくて。そこから、みんなとお仕事したり、ラジオをやらせていただいたり、他のお仕事でもいろいろ経験させていただくことが増えて、みんなとお仕事するときも、「考え方や話し方がすごく成長したね」と言ってもらえるので。全体的にみんなのおかげで、一歩ずつ成長しているなという感覚があります。

――ミスマガのメンバーとは、現在も交流があるんですよね?

めっちゃあって、週1レベルで会ってて。お泊まりとかしていると、グループLINEがあるんですけど、グループLINEに「お泊まりナウ」みたいな感じで、みんなが個別に送ってくるという(笑)。めっちゃ仲いいです。

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「ミスマガ」グランプリ受賞で芽生えた何事にも意欲的に

――ミスマガは、今森さんにどんなものを与えてくれた存在ですか?

全てをいただいたなって思うんですけど、宮崎に住んでいる時は、好きなものとか追いかけているものが全くなくて。「私はどこに向かっても、なんでもいいや」みたいな。無気力じゃないんですけど、何に対してもあまり関心を持っていない状態で、つまんなかったと思うんですけど、ミスマガを受賞してから、演技のお仕事だったり、お勉強とか、人との向き合い方について、すごく自分の中で「ああしたい、こうしたい、勉強したい」というのがどんどん出てきて。今でもそれに無我夢中なので、本当に全部が彩ったなという感じがします

――最後に、将来的なビジョンや、今後挑戦したいことなどを教えてください。

グラビアでは、今回は1st写真集を出させていただいたんですけど、2ndも出したいなって! なので、2nd写真集を出せるように女優業でも注目されたくて、自分で勝ち取っていけるものは、努力で勝ち取っていきたいなと思っています。お芝居も、まだ勉強したてで悩むところも多いんですけど、落ち込んだりするということは、好きなんだなと最近は思い始めて。なので、これからも落ち込みながら、楽しみながら、頑張っていきたいです。

■今森茉耶(いまもり・まや)
2006年3月26日生まれ、宮崎県出身。ミスマガジン2023グランプリ。日本テレビ企画ショートドラマ『最期の授業』松本絵里役、ホラーの巨匠清水崇監督最新映画『あのコはだぁれ?』小日向まり役、若手発掘・育成プロジェクト「私の卒業」第5期の映画『こころのふた~雪ふるまちで~』ではメインキャストを務めるなど若手女優として活躍中。2024年10月19日開催の「Rakuten GirlsAward 2024 A/W」に出演決定。