全国のセブン‐イレブンで10月15日より、三井住友カードの「スマホのタッチ決済」で買い物をするたびに最大10%のVポイントが還元される。関係者は「一時的なキャンペーンではなく、中長期的な新サービスとして開始するものです。テレビCMでも『セブン‐イレブンで買い物するなら三井住友カードじゃなきゃもったいない』と訴求していきます」とアピールする。
セブン-イレブンで三井住友カードのスマホのタッチ決済を使うには
これまで三井住友カードでは、セブン-イレブンにおいて三井住友カードのスマホのタッチ決済を利用した場合に(通常ポイントを含む)最大7%のVポイントを還元する施策を展開してきた。この従来のサービスを強化し、最大10%のVポイント還元を実現した。
最大10%のVポイント還元を利用するためには「セブン-イレブンアプリ」の「7iD」と「V会員番号」を連携させ、また三井住友カードのVpassと「V会員番号」を連携させる必要がある。買い物の際には、レジの店頭で「セブン-イレブンアプリ」の会員コードを提示したのち、三井住友カードのスマホのタッチ決済で支払う。
「タッグを組むことでこれまでにないサービスが実現」
メディア説明会の冒頭、三井住友カード 代表取締役社長の大西幸彦氏は「Vポイントとセブン-イレブン様がタッグを組むことで、これまでにないサービスが実現します」と挨拶。
ID連携によるメリットとしては「セブン-イレブンで買い物をして貯めたセブンマイルをVポイントに変換できるようになる」、そして「三井住友カードのNL・Olive会員なら、いつでも最大10%のVポイントがつく」、さらに「三井住友カードを持っていないVポイント会員も、毎週金曜日にVポイントPayで支払えば最大10%のVポイントがつく」と説明する。
「セブンマイルとVポイントがつながることで、双方のお客様に、これまで以上のお得を感じてもらえるでしょう。そして、スマホのタッチ決済によるカードの利用がますます加速していくことも期待しています」と大西氏。ここでVisaによる調査結果を紹介しながら「世界では、すでにクレジットカード=タッチ決済となっています。日本でも利用が急拡大するフェーズに入りました」とした。
そして「コンビニのNo.1であるセブン‐イレブン様との協業は、三井住友カードにとってもVポイントにとっても、大きく飛躍できるチャンスです。たくさんの方に、便利でお得なキャッシュレス決済を利用してもらえたら幸いです」とまとめた。
続いて、セブン‐イレブン・ジャパン 代表取締役社長の永松文彦氏が登壇。永松社長は、三井住友カードとは2019年3月に業務提携して以来、決済サービスを通じて連携を深めてきたと強調する。そのうえで「セブン‐イレブンアプリは2,600万ダウンロードを超えました。Vポイントのアクティブユーザーは、国内だけで約8,600万人もいらっしゃいます。この2つのサービスが協業することで、様々なシナジーが期待できます」とする。
「セブン‐イレブン・ジャパンは現在、国内に21,618店舗を展開し、1日あたり約2,000万人のお客様にご利用いただいております。近くて便利なお店として、また地域に貢献する社会インフラとして、新たなお買い物体験もどんどん提供してまいります。三井住友カード様との今後の取り組みにご期待ください」(永松社長)
10%還元は大きい
このあと、お笑いトリオ 東京03の飯塚悟志さんと、体操男子 金メダルの岡慎之助選手、杉野正尭選手がゲストとして壇上に招かれた。
「東京03の単独ライブをやるときは、稽古場の近くにあるセブン‐イレブンに1か月くらいお世話になるんですよ」と話す飯塚さん。3人ともセブン-イレブンの『焼きラーメン』が好物ということで「棚にないと思ったら、すでに角田さんがカゴに入れていたりして。そんなときは3人で取り合いです。まぁまぁ揉めますね」と笑いを誘う。そして、セブン‐イレブンで1,000円の買い物をして10%にあたる「100ポイント」が還元されるまでの流れを体験した。
続けて岡選手、杉野選手に用意されたのは2人で一緒に買い物をして5,000円を支払ったシチュエーション。500ポイントが還元されたことを確認すると、その喜びをポーズで表現した。