2024年10月3日に発売される、『将棋世界2024年11月号』(発行=日本将棋連盟、販売=マイナビ出版)は、移転・新築オープンをもって48年の歴史に幕を閉じることとなった現将棋会館の、対局室で行われた様々な名勝負を振り返る「将棋会館物語」、西山朋佳女流三冠が挑戦する棋士編入試験の第1局を追った「消えかけていた夢」など、盛りだくさんの内容になっています。記事内容からいくつかご紹介したいと思います。

将棋会館で生まれたドラマの数々「受け継がれる48年間の重み」

1976年の完成以来、棋士やファンが集う場所として愛され、様々な名勝負が演じられてきた将棋会館。移転・新築オープンが行われ、新しい歴史が始まりつつある今こそ、振り返るべき物語がそこにはあります。

  • 【撮影】田名後健吾

ついに始まった挑戦 西山朋佳女流三冠 棋士編入試験第1局

西山朋佳女流三冠が挑戦する棋士編入試験。9月10日に行われた第1局、高橋佑二郎四段戦の流れを、棋士たちの検討や感想戦の様子を交えつつ解説しています。冒頭では、西山女流三冠の師匠である伊藤博文七段のコメント、対局当日の西山女流三冠と高橋四段の様子をお伝えしています。

  • 【撮影】田名後健吾

ほかにも、竜王戦挑戦者となった佐々木勇気八段の激闘譜を伊藤匠叡王が解説する「叡王が解き明かす佐々木勇気20選」、第72期王座戦五番勝負を戦っている永瀬拓矢九段にインタビューした「私の戦い方vol.9 日々前進」など、ボリューム満点の一冊です!

『将棋世界2024年11月号』
発売日:2024年10月3日
特別定価:920円(本体価格836円+税10%)
判型:A5判244ページ
発行:日本将棋連盟
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