問題です。まずは、岩手県「盛岡市動物公園 ZOOMO」が公式X(@moriokazoo)に投稿したこちらの画像をご覧ください。

  • @moriokazooより引用

穴の開いた葉っぱ、なんだかかわいいですね。こちらの葉っぱ、ある動物が食べたものなのですが、誰が食べたのか分かりますか? 実は食痕(しょくこん)の形がその動物にそっくりなんです!

正解は……

こちら、ムササビの食痕(食べた跡)です。ムササビは葉を食べる時折りたたんで食べるので、このような左右対称の形になります。森の中でこんな素敵な形の葉を見つけたら、頭上でムササビが食事をしたのかもしれません。意外と私たちのすぐそばに落ちているかもしれませんよ!
(@moriokazooより引用)

ムササビが食べた葉っぱだったんですね。マントのような飛膜を使って、木から木へと滑空する哺乳類「ムササビ」。なかなか遭遇することはないかもしれませんが、森の中でこんな形の葉っぱを見つけたら、ムササビが近くにいるサインなのだとか。

葉っぱを折りたたんで食べるのもおもしろいですが、真ん中だけ食べるというのも興味深いですね。しかも、左右対称の歯形が滑空中のムササビに似ているような……? ムササビの食痕がムササビ型だなんて、かわいすぎます!

この投稿に「ムササビ型に食べてるのかわいい」「ムササビが飛んでいるような形に食べおって~!しかも贅沢に部分的にたべてる」「外側はおいしくないのかな?食パンの耳だけ残すみたいな」「食痕まで可愛いの反則でしょ」と、みなさんほっこり。

夜行性のため、なかなかお目にかかれないムササビですが、こんな形の葉っぱがあれば近くにいるのかも!? ちなみに、盛岡市動物公園 ZOOMOにもいるので気になる方は会いに行ってみてはいかがでしょう。かわいい葉っぱの食痕やカッコいい滑空姿、観察できるかもしれません。