YouTuber・カジサックとして活躍しているお笑いコンビ・キングコングの梶原雄太。YouTubeチャンネル「カジサック KAJISAC」の登録者数は今や246万人を誇る。同チャンネルでもお馴染みのカジサック一家は、妻のヨメサックと5人の子供たちを含めた7人の大所帯となり、長女の梶原叶渚(かんな)は昨年からモデルとして芸能活動を開始し、今年女優デビューも果たした。9月7日に開催された「第39回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2024 AUTUMN/WINTER」(TGC)で7人揃ってランウェイを歩いたカジサックファミリーを直撃し、カジサック夫妻の子育て術や将来の展望について話を聞いた。

  • カジサックファミリー

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――まずは、ご家族7人でランウェイを歩いた感想から聞かせてください。

叶渚:家族で歩くことなんて何年ぶりかな? と考えるほど久しぶりのことだったので、 不安いっぱいで歩き出しましたが、意外とみんなが楽しく歩けていたので、私自身もすごく楽しめたし、貴重な体験をさせていただけてうれしいなと思いました。

長男・冬詩(とうじ):すごく緊張したんですけど、客席に「カジサック好きだよ」といったいろんなパネルを持った人がいてくれたので、とてもありがたかったです。いろんな人の目の前でランウェイを歩けるなんてそうそうないことだし、すごく面白かったです。

次女・千鈴(せんり):楽しかったです! 最初は緊張したけど、どんどん慣れてきて、楽しめました。

次男・寅次郎(こじろう):バッと(ステージに)出たところで、「あ、イケんな」と思った。

カジサック:お前、えらそうやな(笑)。「これ、なんかイケるわ」ってなったんや。すごいな。

寅次郎:進むごとに、なんか気楽になっていって、最後にポーズししたんだけど、楽しかった。

三女・羽留:最初はドキドキしていて、緊張すると思ったから写真撮る時、ピースしちゃった!

カジサック:ピースね(笑)。全然オッケーでしたよ。僕はほんまに最高でした。実はジュエリーって普段はあまりつけないんですが、こうやって家族みんなでつけさせてもらえて最高の思い出になりました。

ヨメサック:プロの方々が歩くステージにファミリーで出させていただけたのも、いつもYouTubeを見てくださっている皆さまたちのおかげだなと思います。皆さんが温かく迎え入れてくださって、すごく素敵なステージにしていただけたので、本当にありがとうございました。

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カジサック夫妻が子育てにおいて大切にしていること

――とても仲の良いカジサックファミリーですが、子育てでおいて大切にしていることやモットーについてお聞かせください。

ヨメサック:子供たちを客観的に見るということでしょうか。子供ってかわいいし、我が子だからこそ、自分自身のことのように感じちゃうと思いますが、一度、少し引いて、本当にこの子が何を言っているのかを確かめるというか、自分のことも子供のことも客観的に見ることが大事かなと思っています。子供はすごく正直ですが、時には自分の都合のいいようにごまかしたりもするので、そういう時、どうしてそうなったのかをちゃんと聞くようにしたいなと。子供の人数が増えていき、兄弟ゲンカが増えていくごとにそうなっていきました。

カジサック:僕はもうずっと変わらないことですが「感謝の気持ちを大切に」というのがテーマです。おそらく子供たちはもう記憶にないと思いますが、0歳、1歳の時からわざと大きな声で「ありがとう」と言っていました。 子供たちは最初に、大人のマネをすることから入るので、そこは意識して「感謝の気持ちは大切だよ」と、言葉で教えてきたつもりです。

――ご両親の好きなところや尊敬しているところについて、叶渚さんいかがでしょうか。

叶渚:まず、私たち5人のスケジュール管理をしてくれているママは本当に大変だと思います。各自、習い事もあり、送迎もしてくれるし、他に自分の予定もあるでしょうし、私なら頭がパンクしちゃうなといつも思っています。でも、頑張ってそれらの予定をすべて把握していて、それぞれから聞かれたらちゃんと答えてくれるところもすごいなと思い、尊敬しています。パパはしゃべることが本当に上手だなと思います。私自身、しゃべるのが少し苦手で、頭の中できれいに文を作ることができないので。自分にはできないようなことが全部できるのですごく尊敬しています。

カジサック:まあ、カッコいいってことですね。

ヨメサック:そんなこと、言ってたかな?(笑)

――冬詩さんはいかがですか?

冬詩:僕はママがさっき言ったように、叶渚とケンカしても、すごく冷静に対処して話してくれるところは、すごく尊敬できるなと思っています。パパはやっぱり面白いところですかね。どんな場にいても面白くて、人を笑かすことが得意なところです。