フジテレビ新人の上垣皓太朗アナウンサーが、6日スタートの新番組『キャラビズジャーナル』(毎週日曜5:10~)で、地上波レギュラー初MCを担当することが決定。このほど取材に応じ、番組への意気込みや“原宿”という街への印象などについて語ってくれた。

  • フジテレビ新人の上垣皓太朗アナウンサー (C)2024 SAN-X CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. (C)フジテレビ

    フジテレビ新人の上垣皓太朗アナウンサー (C)2024 SAN-X CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. (C)フジテレビ

「素敵な大人と出会える番組」

この番組は、日本のみならず世界でも盛り上がりを見せるキャラクターなどのライセンスビジネスに焦点を当てるもので、各分野の専門家たちを訪ねて、話題のスポットや企業の裏側に上垣アナが潜入取材を敢行。「取材者であるのと同時にフジテレビの社員として伺いますので、会社員の1年目としてビジネスの先輩方に会いに行くというテーマもあります」と狙いを明かす。

初回のロケは、東京・原宿のキデイランドへ。間宵薫会長や津村孝彦社長を取材し、「創業当時の様子」や「キデイランドの一番のターニングポイント」、「今でも会長の印象に残っているお客さん」などを質問しながら、独特な姿勢と言葉のチョイスで業界の謎をひも解いていく。

上垣アナはこのロケを振り返り、「ライセンスビジネスの番組で1回目はどういうところなんだろう?と思ったんですけども、小売店という僕たちに一番近いところにお邪魔できるということで、とても親しみを持って取材することができました」と感想をコメント。

さらに、「ビジネスの一線に立たれている会長さんや社長さんはどういう方なんだろうと思っていたのですが、キャラクターへの素朴な愛情をストレートに表現されていて、それがすごくキラキラして見えましたので、素敵な大人と出会える番組なんだなというのを1回目から感じました」と、今後への期待も膨らませた。

インタビューは、カンペを必要としないレベルまで台本を読み込んで準備。想定外の答えもあるそうだが、「“そこを一番のポイントだと思ってらっしゃるんだ!”というところが分かって、面白いなと思いました」と発見もあり、「これからも予想通りに進まないことがあるかもしれませんが、だからこその価値を出して、より良いインタビューができればと思います」と、アナウンサーとしての技術向上にも意気込みを見せる。

  • インタビューする上垣アナ (C)2024 SAN-X CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. (C)フジテレビ

初原宿は「全般的にまぶしかった」

関西出身の上垣アナは、このロケで原宿を初訪問。街を歩いてみて、「全般的にまぶしかったですね(笑)」と面食らいながら、「(新宿)御苑のほうから川が流れてできた谷地形なので、そういうところも注目していました」と、高低差好きの心をくすぐられた。

さらに、「キデイランドさんに最初に取材に行けたのは結構大きくて、原宿の街に対する理解が、すごく深いものになったと思いました。その理由はぜひ番組をご覧いただきたいのですが、キデイランドさんは戦後すぐに商いを始められているんですね。その当時、物がなくて食べ物にも困る時代に、どういう人を相手に雑貨やおもちゃの商売をしていたんだろうという疑問があったんですけど、実はその答えが原宿という街の歴史と関わっていたというのがあります。そういうことも知れたので、1回目でディープなところから始まったなと思っています」と、自身の興味分野とリンクする部分もあったそうだ。

上京からなかなか接点のなかった原宿だが、「キデイランドさんだけでなく、最新のトレンドのお店がいっぱいあると思います。この番組をやることになったからには、今キテいるキャラクターはどんなもので、どんな人がキテいるのかというのも押さえておきたいと思うので、プライベートでもぜひ行ってみたいです」と興味津々。「この番組があることで、原宿との距離が近づくことができるのはとてもありがたいです」と、持ち前の好奇心がうずいていた。