パリミキは9月27日、「視力とライフスタイルに関する意識調査」の結果を発表した。調査は9月10日~11日、40~50代の男女1,000人を対象にインターネットで行われた。
10月1日は「メガネの日」、10月10日は「目の愛護デー」ということで、日本の人口のボリュームゾーンである40~50代の男女を対象に「視力とライフスタイル」について調査を行った。
その結果、「眼がぼやける」「ピントが合わない」「疲れ目」などの“眼の見え方の不具合”を感じている人は78.6%。そのうち69.8%(全体の54.9%)がその不具合に対して何の対処もしていないことが明らかに。“眼の見え方の不具合”を感じていながらも対処を行っていない人は、国内でおよそ1,866万人にのぼると推計されるという。
続いて、メガネの使用状況について聞いたところ、47.1%が「1本使用している」と回答。そのうち、あらゆる生活シーンで使用しているメガネについて34.4%が「満足していない」ことが明らかに。理由を聞くと、「距離によって見えづらいことがある」(61.7%)、次いで「かけると眼が疲れる」(32.1%)、「フィット感がよくない」(31.5%)が上位となった。
一方、「2本以上使用している」人は25.4%。メガネに満足していない人は26.8%で、その理由としては、「シーンによってメガネを変えるのが面倒」(50%)が最も多く、次いで「メガネを変えると視界の変化に慣れない」(41.2%)、「どれを使用していいのか分からない」(23.5%)と続いた。
次に、「運転用、仕事用、スポーツ用など、生活シーンごとで最適なメガネを使用することが重要だと思いますか?」と質問したところ、82.8%が「そう思う」と回答。また、「単純な視力検査だけでは多様な生活シーンへの対応が不十分だと思う」(55.9%)という人も多かったことから、視力だけでなく、生活スタイルに合わせた細やかなメガネの選定が求められているよう。
そこで、「“眼の見え方の不具合”を解消するために、メガネ販売店にどんなサービスがあるといいと思いますか?」と聞いたところ、「詳細に目や視力の検査をしてくれる」(56%)が最も多く、次いで「いつでも気軽に相談できる」(45.4%)、「自分のライフスタイルに合ったメガネを提案してくれる」(41.2%)と続いた。