矢野経済研究所は、語学ビジネスに関する消費者アンケート調査の結果を2024年9月26日に発表した。調査は2024年6月~8月の期間、英会話スクールまたはオンライン英会話で英会話を学習している20歳以上の男女400人を対象にインターネットにて実施したもの。
英語を学ぶ主な目的を尋ねると、英会話スクール利用者(以降、英会話)、オンライン英会話利用者(以降、オンライン)ともに「趣味・教養」(英会話:39.5%、オンライン:48.5%)が最多だった。以降、「キャリアアップ」(英会話:35.0%、オンライン:43.5%)、「仕事上で必要」(英会話:33.5%、オンライン:34.5%)と続いた。
学習方法を選んだ理由について尋ねたところ、英会話スクールを選んだ理由には「自分の理解レベルに合わせて指導してもらえる」(35.0%)、「講師の指導レベルが高い」(33.5%)、「リーズナブルな料金でサービスを受けられる」(30.5%)との回答が上位にあがった。
一方、オンライン英会話を選んだ理由をみると、「リーズナブルな料金でサービスを受けられる」(54.5%)が半数を超え、次いで「自分の理解レベルに合わせて指導してもらえる」(41.0%)、「通学の必要がない」(31.5%)との結果がみられた。
両者の回答比率の差が大きい(10ポイント以上)項目では、「リーズナブルな料金でサービスを受けられる」(オンライン+24.0ポイント)、「講師の指導レベルが高い」(英会話+18.5ポイント)があがった。