"ゲームの見本市"として知られる「東京ゲームショウ2024」が、幕張メッセ(千葉県千葉市)で開幕した。開催規模は史上最大クラスで、44の国・地域から985もの企業・団体が出展。会場ではPlayStation 5 Proの実機が初披露されるなど、初日からとにかく盛り上がりまくっているが、そのなかでも鮮やかな色彩で目を引くブースがあった……。そう、IKEA(イケア)である。
「なにこの空間」「こんな部屋でゲームしたらいつも以上に楽しめそう」と胸のドキドキが止まらずそのまま突入。最新のゲーム向きインテリアをアレコレ物色しまくってきたので、ここでまとめてご紹介したい。
インテリアとしてかわいすぎ! テンション上がるIKEAの新コレクション
クラシックなゲームインテリアは主にブラックなどを基調としていることが多い。ストイックでスタイリッシュだけど、もう少しカジュアルで多様性があってもいいんじゃないか――。そんな思いで開発されたのが、今年9月から展開が始まったIKEAの「ブレンボール ゲーミングコレクション」である。
例えばこちらの「膨らまし式ゲーミングラウンジチェア」。
ドーナツみたいでめっちゃかわいい~! 名前のとおりドーナツ部分は膨らまし式になっているので、持ち運びや収納にも便利。キャンプのテント内で使うのも良さそうだな~。
デザイナーはこれを作る際、いろんなクッションをかき集めて実際に座ってみたうえで、ジャストフィットする形を見つけ出してデザインに落とし込んだという。実際に座ってみると、もう動きたくなくなるほど体にフィットするし、空気でふわふわした感じもめちゃ心地良い。デザインも色もかわいいし、テンションが上がる……!
チェアにはかなり力を入れているようで(マジでゲームは椅子が命!)、こちらの「ゲーミングイージーチェア」もまた斬新&楽しい商品に仕上がっていた。実はこれ……
座面がハンモックのようにつるされているので、チェアらしい安定感はありながらも前後左右に動ける浮遊感も備わっているのである。実際に座ってみると、ふわふわしていて気持ちいい~!
ゲームに熱中すると体が動きがちだが、このチェアなら前後左右に体を動かせるので、ゲームへの没入感がすさまじくアップすること確定。そもそも座っているだけで楽しいし、デザインもかわいいので、部屋にひとつあると気分もウキウキしそうだ。
こちらの「ゲーミングラウンジチェア」も秀逸で、脚にはなんと……
キャスターがついているので移動もしやすく、しかも……
ソファっぽくもなっちゃうのである。あ~、これはヤバいやつだ。もう絶対動けなくなるやつだ。これでゼルダとかやりだすと気づけば半日とか経っちゃってるタイプのやつだ。シートにはポケットコイルが使われているので型崩れしにくく、座った感じも程よい弾力・クッション性が感じられてすごく心地よかったゾ~!
こちらはゲーム機やコントローラーなどの収納に優れた「シェルフユニット」。キャスター付きで、サイドはラックのようにして使うこともでき、コードの収納などにもすごく便利そうである。
この「バスケット」も同様でゲーム類の収納に最適。フェルト素材なので軽量かつ触り心地もふわふわ&すべすべで最高なのだ。しかもこれ、面白いことに……
脚をクルッと裏返せば取っ手として使うこともできるのである。だから「バスケット」なのか~。このままゲームを持って友達の家にGo! ……なんて想像しただけでも楽しくなるなぁ。
最後にこの「ゲーミングステーション」もご紹介したい。ぱっと見ただけでは何かわからないと思うが、この扉を開くと……
そう、ゲーム部屋が現れるのだ。ゲーム機本体やモニター、ヘッドホン、キーボードなどはもちろん、チェアもまるっと収納できるのだ。こちらも扉はフェルト素材となっていてインテリアにもなじみやすく、取っ手のイエローカラーがアクセントとなっていてかわいらしい。
これひとつで自宅に秘密基地ができたような気がして楽しいだろうし、扉が外界との壁になって、ゲームへの没入感も高まるに違いない。意外にスペースも取らなさそうだし、これはほしいな~……。
今週末にかけて開催中の「東京ゲームショウ2024」。お立ち寄りの際は、ぜひIKEAのブースにも寄ってみてほしい。「こんな部屋でゲームできたらな~」と妄想にふけるだけでも楽しめるはずだ。