庭木の剪定や電球の交換、大掃除など、脚立を使用するシーンは意外と少なくないもの。しかし、最近、脚立やはしごを使用中の転落事故が増えているのだとか。

#脚立 や #はしご を使用中に転落する事故が、高齢者に多く発生しています。
死亡事故のほか、重篤なけがを負った事例が寄せられています。
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▶一人きりでの作業はやめ、高所での作業は専門業者に依頼しましょう!
(@kokusen_ncacより引用)

例えば、ガタついた脚立の天板に乗って照明を交換しようとしたら、バランスを崩して転倒。

例えば、クリスマスの飾りをつけようと脚立にのぼり、遠くに手を伸ばそうと身を乗り出してしまい転落。

例えば、脚立にまたがって高い位置にある扉を開けたら、またがったまま転倒。

いかがでしょうか? 思い当たるシーンはありませんか?

国民生活センターによると、どれも転落した際の衝撃は大きく、骨折や頭蓋内損傷、脊髄損傷などの大ケガを負うこともあるのだとか。特に、高所作業を1人で行おうとする高齢者の方の事故が増えているそうです。

この動画が公開されると、「とても危険がわかりやすかったです!」「またぐのが一番安全なんだと思ってた」「両手上げ作業する際の脚立は本当に危険」「正直、脚立なめてました。 スンマセンっした!」といった声が続々と。スタントマンがやっていると分かっていても、ヒヤヒヤしちゃいますね。

ちなみに、脚立の天板に乗るのはもってのほか。乗るのは、上から2段目までにするのが正しい使い方です。また、脚立にまたがっての作業は、一旦バランスを崩すと身体を戻すのが非常に難しくなってしまうため危険です。3点支持(身体の重心を脚立にあずけ、両足と併せて3点支持)がとりやすいよう、脚立の片側を使うようにするのが最善なのだとか。

もちろん、ヘルメットや安全帯などの安全対策を講じたり、脚立が壊れていないか・安定しているかの事前確認もお忘れなく。正しい使用方法で、ご自身の安全をしっかり守りましょう!