元プロ野球選手で野球解説者の松坂大輔氏が20日、YouTubeチャンネル『松坂大輔 official YouTube 』で公開された動画「【神コラボ】真っ向勝負の真実! 中村紀と小笠原が松坂衝撃デビューから引退まで語り尽くす! 【中村紀洋、小笠原道大コラボ(1)/3】」に出演。片岡篤史氏との対戦裏側を明かした。

松坂大輔氏

小笠原道大氏が当時の試合を回想

1999年4月7日のプロデビュー戦にて、パ・リーグを代表する強打者だった片岡篤史氏から155キロのストレートで三振を奪った松坂氏。片岡氏のフルスイングもあり、今でも語り草になっている名シーンだが、その試合で2番だった小笠原道大氏には初被安打、初被本塁打を献上している。

この時の対戦について、小笠原氏は「うちらから見ると、一点に集中だった、片岡さんに」「(本人としては)そうじゃなかったかもしれないけど、こっちから見ると逆に、スイッチ入る前に打たせてもらった」「目線がそっち、ギアを上げる前に打ったっていう」と振り返る。

この回想に、松坂氏は「いやいや……」と苦笑しつつも、「でも、僕も試合前に、金村さんが前日に片岡さんと食事をしたって言ってきて。『アッチャンがあんなこと言ってたぞ』とかって言ってたのはあったので、なんとなく金村さんに煽られたのはありますね。『もうしっかり抑えてやれよ』みたいな」と、当時チームメイトだった金村義明氏に発破をかけられていたことを打ち明けていた。

【編集部MEMO】
横浜高校のエースとして春・夏の甲子園連覇を達成し、プロ入り後は西武ライオンズやボストン・レッドソックスなどで活躍した松坂大輔氏。現役引退後は、テレビ朝日系報道番組『報道ステーション』のスポーツコーナーでキャスターを務めるなど、野球解説者として活躍している。