OpenWork 働きがい研究所は9月19日、2019年以降に管理職の社員・元社員から投稿された会社評価レポートをもとにした、「管理職が評価する企業ランキング」を発表した。

TOP2の2社は「行動指針」もポイントに

  • 管理職が評価する企業ランキング

同レポートでは、「あなたはこの企業に就職・転職することを親しい友人や家族にどの程度すすめたいと思いますか?」との質問に0〜10点で回答するネットプロモータース コア(NPS)を集計している。有効回答は2万4,824件。

1位は「アマゾン ウェブ サービス ジャパン」(9.08点)、2位は「日本マイクロソフト」(8.18点)、3位は「電通」(8.12点)、4位は「セールスフォース・ジャパン」(8.08点)、5位は「三菱商事」(8.00点)となった。

上位20社のスコアは平均で4点以上。報酬や給与への納得が評価ポイントとなっている傾向が見られた。

また、トップ2の2社では、いずれも組織に浸透した「行動指針」に関しての口コミが寄せられている。

「アマゾン ウェブ サービス ジャパン」では、同グループが掲げる16項目からなる行動指針である「Our Leadership Principles(OLP、リーダーシップ・プリンシプル)」が社内に浸透している事がうかがえる声があがった。

「日本マイクロソフト」では、2014年にCEOに就任したサティア・ナデラ氏による文化変革に関するコメントが見られている。