● ブレーブス 0-9 ドジャース ○
<現地時間9月16日 トゥルイスト・パーク>
ロサンゼルス・ドジャースがブレーブスとのカード最終戦に快勝。先発した山本由伸投手(26)は4回無失点という投球だった。
復帰2戦目の山本は初回、2回裏と続けて一死三塁のピンチを背負いながらも、無失点の立ち上がり。先制点の援護を貰った直後の3回裏には、無死一塁から2番ソレアに中越え二塁打を浴びたが、中堅手トミー・エドマンと二塁手キケ・ヘルナンデスの見事な中継プレーで一塁走者の生還を阻止。さらに3番オズナ、4番オルソンを内野ゴロに打ち取ってピンチを切り抜けた。
4回裏も先頭打者ラウレアーノに三塁打を許したが、6番マーフィーを空振り三振に仕留め、7番アルシアを遊ゴロ、8番ウルシェラを遊直に打ち取ってリードを死守。毎イニング得点圏に走者を背負いながらも、粘りの投球で4回72球無失点。今季防御率は『2.63』に低下した。
ドジャースは3回表、四球出塁のミゲル・ロハスが内野ゴロと盗塁で三塁に進み、暴投で先制のホームイン。5回表には、ロハスの適時打など2点を追加。7回表は3者連続四球で一死満塁の好機を作り、フレディ・フリーマンの22号3ランなど一挙6得点。わずか4安打で9得点を挙げた。
投げては山本降板後の5イニングをブルペン4投手が完封リレー。ブレーブスとの敵地4連戦を2勝2敗の五分で終え、試合終了時点で地区優勝へのマジックを「9」としている。
この試合の大谷翔平は無安打ながら2打点を挙げ、今季108打点目をマーク。アトランタ4連戦では本塁打、盗塁ともに無く、「47本塁打-48盗塁」で足踏み。「50-50」達成まで残り12試合で3本塁打、2盗塁となっている。