「鎌倉ものがたり」37巻

西岸良平「鎌倉ものがたり」の37巻が本日9月12日に発売された。今年、作品誕生から40周年を迎えた同作の、約3年ぶりの新刊だ。

「鎌倉ものがたり」は鎌倉を舞台に、推理作家の一色正和と妻・亜希子を描く怪奇ファンタジー。西岸は40周年を迎えた気持ちを「主人公のモデルだった僕とネコさん(妻)はすっかり年をとりましたが、漫画の中の一色先生と亜紀子はいつまでも若いままで、ちょっと元気づけられます。この作品を長年にわたり愛し続けて下さったすべての皆様に感謝します」とコメントしている。

発売を記念し、単行本の購入者を対象にしたプレゼントキャンペーンも実施。40周年記念のロゴが入ったQUOカードが抽選で40人に当たる。詳細は37巻の帯で確認を。また「鎌倉ものがたり」の公式X(@tale_of_kmkr)でもサイン入りの単行本とQUOカードがセットで当たるキャンペーンを展開中だ。

西岸良平コメント

昼は観光客で賑わう海と山に囲まれた風光明媚な古都鎌倉…しかし夜のとばりがおりると一気に静まり返り、ヒトダマや幽霊、魔物たちの世界に変わります。
雨の日にときどき庭に遊びに来る河童のクーちゃん、いつも挨拶していたご近所のおばあさんがタヌキだったなど、この街で暮らすと不思議な話には事欠きません。
そんな人間と魔物が共存する街を舞台に描き続けてきた「鎌倉ものがたり」、気が付いたらなんと40周年になりました。

主人公のモデルだった僕とネコさん(妻)はすっかり年をとりましたが、漫画の中の一色先生と亜紀子はいつまでも若いままで、ちょっと元気づけられます。

この作品を長年にわたり愛し続けて下さったすべての皆様に感謝します。
ありがとうございます。