女優の畑芽育が主演を務める、映画『うちの弟どもがすみません』(12月6日公開)のクランクアップ写真が11日、公開された。

  • 映画『うちの弟どもがすみません』

同作はオザキアキラ氏による同名漫画の実写化作。大好きな母親と新しい父親との穏やかな生活に憧れる女子高生・糸を待っていたのは、超イケメンだけどクセ強な4人の弟たち。「こんな新生活聞いてない!」と戸惑いつつも、父親の転勤でいきなりスタートするする姉弟5人での同居生活を描く。ぶっきらぼうだけど、実は家族を大切に思う長男・源をHiHi Jetsの作間龍斗、頭脳明晰でまわりをよく見ている策略家の次男・洛を美 少年の那須雄登、繊細でミステリアスな三男・柊を少年忍者の織山尚大が演じ、甘えん坊な一家のアイドルで四男・類役には、11歳の内田煌音が抜てきされた。

映画『うちの弟どもがすみません』、成田兄妹のクランクアップ写真公開

今回公開されたのは、最後まで笑顔あふれる成田姉弟のクランクアップ写真。多くのシーンを撮影してきた家でのカットをラストに5人そろってクランクアップしたキャスト陣の写真には、花束を手に達成感のあふれる笑顔が写し出され、連日の暑さのなか続いた撮影を共に乗り越え築いた絆も伝わってくる。

頑張り屋さんの長女・糸を演じた畑は「ここまで濃密な時期を過ごすのは初めてでした。映画初主演で座長と言うにはふがいない姿をお見せしてばかりで、皆さんにたくさん助けていただきました。撮影の合間に冗談を言って笑い合う時間が増えてきた中でクランクアップはさびしいですが、これが最後ではなくまたきっと皆さんとお会いできると思います」と振り返った。長男・源を演じる作間は「あっという間の一カ月でしたが、すごく楽しかったしいい思い出が作れました。お客さんの元に届けるのにはまだ時間があるので、それまで宣伝をがんばります!」と、公開に向けて意気込みを語った。

また、次男・洛を演じた那須は「誰一人欠けることなくみんなでクランクアップができて嬉しいです。楽しい一カ月間でした。また皆さんとお仕事をご⼀緒できたら嬉しいです」としみじみと喜びを語り、三男・柊を演じる織山は「映画の撮影ってこんなに楽しくてこんなにあっという間なんだ、と思いました。自分にとっては初めての映画で、愛のある現場で皆さんと作品を作ることができて嬉しいです。姉弟全員、I Love 成田家です!」と家族愛のあふれるコメントを寄せている。

四男・類を演じる内田も「正直に言うとさびしい! もう一カ月やりたかったです! 終わるのはさびしいけれど無事にオールアップを迎えて凄く嬉しいです!」と撮影期間を惜しみつつ、クランクアップへの喜びを覗かせた。

(C)2024「うちの弟どもがすみません」製作委員会 (C)オザキアキラ/集英社

【編集部MEMO】
『うちの弟どもがすみません』(略称:うち弟)原作は、2020年『別冊マーガレット』2月号から連載を開始し、4年で8回表紙を飾る同誌の看板作品。大好きなお母さんと新しいお父さんとの穏やかな生活に憧れる女子高生・糸を待っていたのは、超イケメンだけどクセ強な4人の弟たちだった。持ち前の明るさと面倒見の良い性格で少しずつ新しい弟たちと打ち解けていくが、長男・源は常にぶっきらぼうで、三男・柊は部屋にこもって出てこず、糸はふたりの心を開こうと奮闘。源の言動が、家族を想ってのことだと気づいた糸は、いつしか源のことが気になる存在に。さらには、柊が糸にトクベツな気持ちを抱いて、事態は思わぬ方へ向かっていく。