タメ二ーが運営する結婚紹介所「パートナーエージェント」は9月5日、「独身ミドル・シニア世代の婚活・恋活」に関するアンケート調査結果を発表した。同アンケートは、2024年8月16日から17日の間、50~79歳の未婚男女246人を対象にインターネットで実施したもの。

  • 現在、恋愛をしているか

はじめに、現在恋愛をしているかを聞いたところ、11.7%が「交際している相手がいる」、4.0%が「好意を寄せている相手がいる」、4.2%が「なんとなく気になっている相手がいる」と回答した。昨年行った同アンケートと比較して、0.6ポイント下がったものの、19.9%の人が「恋愛をしている」ことがわかったという。

  • 相手と出会った場所

前項の質問で「恋愛をしている」と回答した人に対し、交際中の相手または好意を寄せている相手、気になっている相手と出会った場所について尋ねると、「職場など仕事関係」(31.6%)が最も多い結果に。

同社によると「2025年には65歳までの雇用確保が義務化され、すでに定年の引き上げを実施している企業も多くみられる。かつては引退していた年代でも現役で働いている人が増えており、仕事関係の場はミドル・シニア世代にとっても重要な出会いの場と言えそうだ」としている。

  • 恋愛・結婚についてどのような願望を持っているか

恋愛・結婚についてどのような願望を持っているかを聞いたところ、「恋人が欲しい」人は10.7%、「結婚(入籍)相手が欲しい」人は7.1%、「事実婚・同棲相手が欲しい」人は3.7%であった。「結婚相手・恋人が欲しい」と考える独身ミドル・シニア世代は21.5%で、昨年と比べると0.9ポイント増加しているという。

  • 結婚相手や事実婚・同棲相手が欲しい理由

前項の質問で「結婚相手または事実婚・同棲相手が欲しい」と回答した人に対し、理由を尋ねたところ、7割以上が「安心・信頼できるパートナーが欲しいから」と回答。また、「人生をより充実させたいから」という項目も半数以上の人が選択した。

  • 20〜40代のころと結婚に対する意識で変わったこと

20〜40代のころと比較して、結婚に対する意識で変わったことはあるかを尋ねると「健康面に心配がない相手がよい」(43.5%)が最も多い結果に。一方、「容姿などよりも一緒にいて安心できる相手に魅力を感じる」といった声もあるように、見た目や条件などよりも気の合う相手と楽しく過ごせるような生活を望んでいる意見もあった。