オムロン ヘルスケアは8月21日、「猛暑による健康意識および行動の変化に関する調査」の結果を発表した。調査は8月8日~9日、全国の20〜70代の男女600人(性年代均等割付)を対象にインターネットで行われた。

  • 最近の猛暑によって変化が出た生活習慣

    最近の猛暑によって変化が出た生活習慣

調査によると、7割以上(71.8%)の人が、最近の猛暑によって「生活習慣や健康状態に変化が出た」という。生活習慣では「外出頻度が減った」(66.8%)という人がダントツに多く、次いで「運動の回数が減った」(39.7%)、「人と会う機会が減った」(33.4%)という結果に。

  • 最近の猛暑によって変化が出た健康状態

    最近の猛暑によって変化が出た健康状態

一方、自身の健康状態の変化に関しては、「運動不足を感じるようになった」(53.1%)、「精神的なストレスが増えたと感じる」(40.4%)、「体重、体脂肪率が増えた」「肩こりを感じるようになった、またはひどくなった」(ともに20.9%)が上位に並び、活動量や人との接触頻度の低下などの生活習慣の変化が、心身の健康状態に影響を及ぼしていることが浮き彫りとなった。

また、生活習慣や健康状態に影響を及ぼしている原因について聞くと、「外出控え」(59.4%)や「気力の低下」(40.8%)に次いで、「睡眠不足」が3人に1人(30.4%)、「食欲不振」が5人に1人(19.3%)という結果に。睡眠や食事といった基礎となる生活習慣も影響しているよう。

  • 猛暑を乗り越えるために行っていること

    猛暑を乗り越えるために行っていること

最後に、猛暑を乗り越えるために行っていることを教えてもらったところ、「水分補給をこまめにする」が圧倒的に多い69.7%。次いで「ストレッチやマッサージによる体のケア」(16.5%)、「冷感アイテムの使用」(15.5%)と続いた。