TBS系日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』(毎週日曜21:00~)で二宮和也演じる世界的天才外科医・天城雪彦のオペシーンなどで流れるクラシック音楽が“天城クラシックタイム”としてSNSで話題になっている。8月25日放送の第7話では、ピアニスト・まらしぃが本作のためにアレンジしピアノ演奏したクラシック曲が劇伴として使用されることが決定した。

  • 天城雪彦役の二宮和也

第5話でも、まらしぃのアルバム『ちょっとつよいクラシック』より「ちょっとつよい天国と地獄」を使用。天城が木崎(恵俊彰)の働いてきたこれまでの悪事を暴く場面で使用され、痛快なシーンをより一層盛り上げた。

このコラボレーションは、「ドラマシーンに合わせたピアノアレンジを弾いてほしい」と二宮がまらしぃに依頼したことで実現。イメージに合わせて、まらしぃがレコーディングを行った。

実はまらしぃは、嵐のオリジナルアルバム『THE DIGITALIAN』に収録されている二宮のソロ曲「メリークリスマス」にピアノで参加している。まらしぃがYouTubeにアップしているピアノ演奏動画に以前から注目していた二宮が、自身の楽曲でピアノを弾いてほしいとリクエストしたことがきっかけだったという。

そのとき以来2人は親交を深め、このたび10年ぶりに『ブラックペアン シーズン2』の劇伴というかたちでの共演が実現した。

『ブラックペアン シーズン2』は、2018年4月期に二宮和也主演で放送された日曜劇場『ブラックペアン』の続編。シーズン1から6年後の物語となる今作で二宮は、シーズン1で演じた渡海征司郎ではなく、人も金をももてあそぶ悪魔な世界的天才外科医・天城雪彦を演じている。

【編集部MEMO】
原作は、海堂尊氏の小説『ブレイズメス1990』『スリジエセンター1991』(講談社文庫)。“バブル3部作”と呼ばれる『ブラックペアン』シリーズの『ブラックペアン1988』『ブレイズメス1990』『スリジエセンター1991』は累計発行部数160万部を突破しており、ファンから熱烈な支持を受けている。

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