JR東海は2日、東海道新幹線開業60周年の特別企画として、「ドクターイエロー(T5編成)」に乗車できる体験乗車イベントを10月12日に実施すると発表した。
「ドクターイエロー」の正式名称は「新幹線電気軌道総合試験車」。約10日に1度、JR東海所属のT4編成とJR西日本所属のT5編成が交互に実際の営業路線を走行しながら、電気設備・軌道設備等の状態をチェックしている。
10月12日の「ドクターイエロー(T5編成)体験乗車イベント」は、JR西日本所属のT5編成を使用。東京駅14時51分発・新大阪駅17時24分発の行程で運行される。料金は大人(中学生以上)4万8,000円・こども(小学生以下)4万5,000円。8月8~15日の期間、ジェイアール東海ツアーズのサイトにて合計50名(1名12組・2名10組・3名6組)の申込みを受け付ける。先着順ではなく、期間内に申し込んだ人の中から抽選となる。
なお、JR東海所属のT4編成は2025年1月をもって検測走行を終了する予定。T4編成の体験乗車イベントも同日(10月12日)に実施され、「わく鉄スタンプラリー」「鉄推し! ~ハピネス・イエローキャンペーン~」の参加者を抽選で招待する。