フジテレビ系オムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話 25周年スペシャル』が、17日(21:00~)に放送。ほん怖クラブリーダー・稲垣吾郎の盟友・香取慎吾が初出演で主演する。

  • 香取慎吾

1999年にスタートした『ほんとにあった怖い話』(通称:『ほん怖』)は、実際に人々が体験した怖い話を迫真のタッチで描くもの。“ほん怖クラブリーダー”の稲垣は、2004年のリーダー就任から20周年となる。

そんな記念すべき今回に香取が主演するエピソードは『視える!?』。未来が視(み)えることがあるために、周りから変人扱いされているが、実は心根の優しい高校教師を演じる。

高校教師の磯村武(香取)は、昔から、少し先の未来が視えることがあった。未来が視えてしまうが故に突拍子もない行動が多く、生徒からは心配性の変わり者と思われ、“ミライ先生”というあだ名で呼ばれている。そんな中、磯村は最近、視える回数が増えていることが気になっていた。行きつけのスナックの店主・マリエに手相を見てもらうと、視える回数が増えているのは「必要に迫られているから」とのこと。また、磯村の行動が「本来起こるべき未来を変えてしまっているから気をつけて」と忠告される。

その帰り道、磯村が繁華街を歩いていると、若い女性が酔っ払いの男からナンパされ絡まれていた。嫌な未来が視えたため思わず止めに入った磯村だが、その場で偶然、担任クラスの生徒・美咲と遭遇する。その頃から、磯村は美咲に関する未来が視え始め…。

香取がフジテレビの単発ドラマに主演するのは、『一千兆円の身代金』(15年10月17日放送)以来、約9年ぶりとなる。

コメントは、以下の通り。

■香取慎吾

――『ほんとにあった怖い話 25周年スペシャル』への出演が決まった際の感想を教えてください。

「“あちゃ~、マジか!”と思いました(笑)。というのも僕は、怖いものが苦手で。実はこの『ほん怖』も、一度も見たことがないんですよ、稲垣吾郎がやってる番組なのに(笑)。そんな、一度も見たことがないことを公言している香取慎吾に、よくぞオファーをしてくれたなと、びっくりしています(笑)。でも、25周年という記念すべき回ですから、見たことのない香取慎吾をお見せできるように、少しでも番組に華を添えられるように頑張ります。…あ、遅ればせながら、『ほん怖』25周年、おめでとうございます(笑)!」

――『視える!?』のストーリーについて、どんな印象を持ちましたか?

「けっこうわかるというか、共感できる部分はありますね。僕も割と“視(み)える”方なので…いや、視えるとまではいかないけど、そういう霊的な体験も、ないわけではないので。でも、だからこそ僕は、怖いのが苦手なんですよね。だからこそ、『ほん怖』は見たことがないっていう(笑)」

――今回、香取さんは高校教師を演じていますね。

「我ながら、ちゃんとやってるなと思います(笑)。ちゃんと学校の先生をしている、というか。これまでは、はじけたりとか、はっちゃけたりとか、けっこうキャラクターが先行するようなドラマをたくさんやってきたので、そんな僕からすると、久々のドラマですし、“ちゃんと先生をしている”という感覚なんですよね」

――最近体験した“ゾクっとしたエピソード”はありますか?

「まさに今朝、まったく起きられず、撮影に大遅刻しそうになって、ゾクッとしました(笑)。久しぶりにドラマの現場に来てみて思いましたけど、やっぱりみなさん、すごいですよ。ちゃんと時間通りに現場に集まってね、この猛暑の中、朝から晩まで、いったい何をやってるんだっていう(笑)。…いや、本当にすごいと思います!僕も頑張ります!」

――放送を楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージをお願いします。

「『ほん怖』という番組は、本当にたくさんの方々に愛されているからこそ、25年にもわたって長く続いているんだと思います。昔からのファンの方も、あと、僕と同じように初めて見るという方も(笑)、この夏はぜひ『ほん怖』を楽しんでいただきたいなと思います。香取慎吾が“視(み)える先生”を演じてます!吾郎ちゃん、頑張ってるよ(笑)!」

■プロデュース・大野公紀氏(フジテレビ ドラマ制作センター)

「『ほんとにあった怖い話』は今年25周年を迎えます。四半世紀という長い年月、ホラーエンターテインメントの火を絶やすことなく放送を続けることができたのは、出演者の皆様をはじめ、この番組を愛してくださる多くの視聴者の皆様に支えていただいたからだと思っています。本当にありがとうございます!
そんな記念すべき番組25周年スペシャルに、ドラマ出演していただくのは香取慎吾さんです。実に、『ほん怖』は初出演にして初主演になります。『ほん怖』の王道である学校を主な舞台に、前向きで愛らしい高校教師を演じていただきます。誰もが楽しめるエンタメ作品に仕上がっています。ぜひご覧ください!」

  • 稲垣吾郎

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