女優の松岡茉優と伊藤沙莉が24日、ポッドキャスト番組『松岡茉優&伊藤沙莉「お互いさまっす」』(YouTubeほか各オーディオストリーミングサービスで配信)に出演。「娘の彼氏に会いたくない」というリスナーの悩みに答えた。

  • 左から伊藤沙莉、松岡茉優

彼氏と別れるたびに伊藤沙莉の母は「もう連れてくんな」

この日の配信では、22歳と20歳の娘がいるという父親の悩みを紹介。相談者によると、娘2人には彼氏がいるそうで、「彼氏と絶対に顔を合わせたくない。会話やあいさつなんてとんでもない」と胸の内を明かし、「家に遊びに来る日は、無理やり仕事を入れて家から出ていく」と吐露。彼氏に対する嫉妬心ではないというが、「ただ会いたくないだけ。今は彼氏でも、いずれは結婚相手として紹介したいと言われたらどうしようかと悩んでいる」と打ち明けた。

松岡は、「最後の人でいいんじゃない? 今、会いたくないなら会わなくていいんじゃない?」と返し、伊藤も、「結婚のあいさつのときがはじめてでいいと思う」と同調。彼氏を家に連れてくる娘について、松岡は、「会ってほしさもあるんだろうね。だって、パパがいる日にわざわざ設定してるから、家から出なきゃいけないんでしょ? 本当は会わせたいんだよね」「娘さんからしたら、パパと自分の好きな人が乾杯とかしてる姿を見たいのかもしれない」と想像しつつ、「そこは別に尊重してあげなくていいんじゃない? だって、それがうれしいのは娘だけじゃん」とキッパリ語った。

また、伊藤は、「私も、学生時代にいい感じだった男の子を連れて帰って、家でみんなでご飯食べたりしてて」「私は家族が好きすぎて。彼氏ともいたいんだけど、家族ともいたい。だから、ドッキングして会ってて。夜ご飯を一緒に食べるとかがデートだったの」と自身の過去を打ち明けながら、「でも、別れるたびにお母さんに、“もう連れてくんな”って言われてたの。“一人一人に愛着わいて、こっちも疲れる”って言われて」と吐露。「“絶対に別れない! ってなってからじゃないと連れてくるな”って。それは無理だから、要するに連れてくるなっていう話なんだけど……。そういう“会いたくない”もあるから」と振り返った。

伊藤の話を受け、松岡は、「娘さんは、会いたいもんだと思ってるかも。自分の彼氏とか彼女とかに会わせてもらうと、親はうれしいもんだって思いこんでる可能性がある」と指摘。自身の場合も、「垣根のない親子だというアピールになるというか。会わせてくれる関係性って思ってるから、うれしいと思い込んでた」と言い、「10代のとき会わせたときに、“いや、うれしくないよ”みたいな。どうだった? みたいに偉そうに聞いたんだろうね(笑)。“全然会いたくないかも”って言ってた」と苦笑い。最後は、伊藤が、「パパが認めたら一番最高」だと強調するも、松岡は、「でも、自分の気持ちも尊重して全然いいんじゃない?」とアドバイスしていた。

【編集部MEMO】
松岡茉優と伊藤沙莉が、2023年に芸能生活20周年を迎えた節目に、ポッドキャスト番組『松岡茉優&伊藤沙莉「お互いさまっす」』を同年10月からスタート。リスナーから「イライラしたこと」「モヤモヤしてること」「情けなかったこと」「恥ずかしかったこと」「気持ちよかったこと」など、あらゆる喜怒哀楽エピソードを募集し、気心の知れた二人がリスナーの気持ちに寄り添いながらプライベートに近い感覚で語り合う。隔週水曜日配信。