日本ハム・マルティネス (C)Kyodo News

日本ハム 3 - 3 オリックス

<15回戦・エスコンF>

 日本ハムは12球団最多となる今季7度目の引き分け。延長戦は3イニング連続でサヨナラの好機を迎えたが、あと一本が出なかった。

 日本ハム打線は1点を追う4回、2番・清宮の右前打などでチャンスを作り、6番・松本剛の中前適時打で同点。再び1点を追いかける展開となった7回は、代打・マルティネスが10号2ランを右翼フェンス裏のプルペンへ運び3-2と逆転した。

 先発の金村は2回、4番・森に右翼ポール際への先制ソロを浴びるも、5回は無死満塁の大ピンチを無失点で切り抜けるなど力投。6回は二死三塁で5番・西川に対する初球カットボールを女房役の田宮が捕球できず、捕逸で逆転を許した。

 マルティネスの逆転2ランで1点リードに変わった8回は、一死三塁のピンチを招き降板。火消しを託された2番手・池田は代打の西野を見逃し三振に仕留めたものの、続く中川に右翼線突破の適時二塁打を浴び試合を振り出しに戻された。

 打線は延長10回、連打と敵失で一死満塁の好機を作るも、4番・レイエスが痛恨の遊ゴロ併殺。11回は一死一、二塁としたが、代打で登場した淺間と奈良間が連続三振に倒れた。12回も連続四球で一死一、二塁としたがレイエスは中飛。最後は二死一、三塁で5番・石井が中飛に倒れ、本拠地はため息に包まれた。