○ 阪神 4x - 3 中日 ●
<18回戦・甲子園>
中日はサヨナラ負けで前半戦から5連敗。借金は今季最多を更新する「11」となり、CS進出圏内となる3位・阪神とのゲーム差は7.5に広がった。
中日打線は2回、阪神先発・西勇と相性の良い4番・細川が13号ソロを左翼席へ運び先制。同点に追いつかれた直後の3回は8番・龍空が安打と三盗成功で一死三塁の好機を演出したが、1番・大島の浅めの左飛でタッチアップ生還を狙うも憤死した。
1点を追う7回は無死一、二塁の好機を迎えるも、代打・田中が送りバント失敗。さらに、一死一、二塁で代打・中田は遊ゴロ併殺に倒れ逆転のチャンスを逸した。
それでも2点を追う9回、相手守護神・岩崎を攻め、代打・山本の右前打などで無死満塁の大チャンスを作ると、田中の二ゴロの間にまず1点。なおも一死一、三塁で前の打席で併殺に倒れていた中田が、意地の左前適時打を放ち土壇場で追いついた。なおも一死満塁と好機は続いたが、途中出場の岡林と代打・中島が連続三振。勝ち越しの一打は生まれなかった。
すると3-3の同点で迎えた延長11回裏、守護神・マルティネスが一死二塁のピンチを招き、阪神の3番・森下にサヨナラ打を浴びた。土壇場で追いつく粘りは見せたものの敵地で痛恨の同一カード3連敗。マルティネスは3敗目(1勝29セーブ)を喫した。