九州の北西部に位置する佐賀県佐賀市(さがし)は、北部に広がる山間地の自然や温泉・ダム湖、南部の有明海の豊穣な干潟などの自然、中心部の広大な佐賀平野に広がる田園風景など豊かな自然に恵まれたまち。
また、「熱気球のまち」とも呼ばれており、秋には国内最大の熱気球イベント「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」を開催。広大な佐賀平野をたくさんの熱気球が彩ります。
そんな佐賀市では、ふるさと納税の寄附金を「未来ある子どもたちのために」「誰もが暮らしやすい福祉のために」「佐賀の環境の豊かさのために」「日本一の“バルーンのまち”を進めます! 」「NPO・地域活動への応援のために」「個性あるまちづくりを目指して」「スポーツ・文化のために」「市長におまかせ」の8つの使途に充てています。今回はその中から「日本一の“バルーンのまち”を進めます! (熱気球イベントの企画運営)」という使い道について紹介!
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が注目する寄附金の使い道について紹介していきます。
今回は、「日本一の“バルーンのまち”を進めます! (熱気球イベントの企画運営)」という佐賀市のふるさと納税寄附金の使い道について詳しく調べてみました!
佐賀市のふるさと納税の使い道「日本一の“バルーンのまち”を進めます! (熱気球イベントの企画運営)」について
・対象年度:令和4年度
・対象使途:「バルーンのまち佐賀」 推進のために
・対象事業:日本一の“バルーンのまち”を進めます!
・総費用のうち寄附金活用額:665万7000円
「日本一の“バルーンのまち”を進めます! (熱気球イベントの企画運営)」は、アジア最大級の熱気球の祭典「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」や国内唯一の「佐賀バルーンミュージアム」の企画運営を行う事業です。
佐賀市といえば、多くの方は“広大な佐賀平野に海の恵み豊かな有明海”“緑豊かな高原地帯”と自然あふれるイメージや、お米や肉、海苔、酒、銘菓といったおいしいものを思い浮かべる人も多いのではないかと思います。
同じ質問を地元の人に聞いてみると「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」という変わった答えが返ってくることがあるのだそう。
地元民に愛されている「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」は、佐賀市の嘉瀬川(かせがわ)河川敷で開催され、色とりどりの熱気球が青空を埋めつくす大会。いろいろな形をした熱気球を間近で見ることができる「バルーンファンタジア」や、夕闇の中、炎で美しく照らされる熱気球が幻想的な「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン(夜間係留)」も見どころです。
本イベントは1980年の小さな大会から始まり、1984年にはアジア初の国際大会も開催。熱気球のオリンピックともいわれる「熱気球世界選手権」も佐賀市で3回行われており、バルーニスト(バルーンのパイロットたち)の中ではちょっとした有名地なのだとか!
佐賀市のふるさと納税担当者によると、「バルーンを通じて、地元に住む人たちが少しでも自分たちの街に誇りを持ってくれること」「国内外からの来訪者にとって、佐賀の大空が感動を味わう場所であり続けること」を願い、事業の推進を行っているとのこと。
「日本一の“バルーンのまち”を進めます! (熱気球イベントの企画運営)」の活動実績・効果
「2022佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」は、11月2日から6日まで佐賀市嘉瀬川河川敷をメイン会場として、3年ぶりに観客を迎えて開催。国内大会として開催し、95機のバルーンが参加、期間中は84万9000人の観客で賑わったそうです。
寄附金は、ポスター、パンフレットなどの作成といった広報費用および、安全にバルーンフェスタを楽しんでもらえるように会場内における観客対策費用の一部として活用されました。
自治体からのメッセージ
佐賀市では、いただいたふるさと納税の寄附を、さまざまな分野(子どもたちの未来のため、暮らしやすさ・福祉のため、環境保全のため、地域活動応援のため、個性あるまちづくりのため、スポーツ・文化継承のために)で活用させていただいております。
その中で、子どもからお年寄りまで老若男女問わず、みんなが顔を見上げて眺めるバルーンのある大空は、ずっと記憶に残るまさに「ふるさと」の景色。これからもこの景色を守っていくため、「バルーンのまち佐賀」の応援をよろしくお願いします。
今回は佐賀県佐賀市のふるさと納税の使い道「日本一の“バルーンのまち”を進めます! (熱気球イベントの企画運営)」を紹介しました。「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」では、大会はもちろんのこと、子どもたちが大きなバルーンを身近で見たり触ったりして、バルーンについて楽しく学ぶことができるイベントや、気球教室も実施されるのだそう! 子どもから大人まで楽しめるイベントです。取り組みに興味をもった方は一度チェックしてみてください。