俳優の高橋文哉が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『伝説の頭(ヘッド) 翔』(毎週金曜23:15~※一部地域除く)のドラマファンミーティングイベント「夏のヤンキー大集合祭り」が26日に東京・六本木のSUMMER STATION LIVEアリーナで行われ、劇中に登場するアイドル・古くさい街角のスケ番ズ(通称:街スケ)が初生パフォーマンスを行った。

  • 関水渚、吉田伶香、志田こはく、森香澄

    左から関水渚、吉田伶香、志田こはく、森香澄

街スケ、初の生パフォーマンス

今作で高橋扮するアイドルオタクのいじめられっ子・達人が命を懸けて激推しするアイドルが「古くさい街角のスケ番ズ(通称:街スケ)」。劇中を飛び出し、デビューすることも決定している。その楽曲「バッキャロー! LOVE」のサウンドプロデュース=作詞作曲を担当するのは「ハロー! プロジェクト」のプロデューサーとしても名を馳せたつんく♂。街スケは4人組で、関水渚が達人が推すエース・彩姐(あやねぇ)こと藤谷彩、森香澄が街スケのリーダー兼マネージャー・辻沢京子(キョーコ先輩)、志田こはくが難波史帆(シッホー)、吉田伶香が外町小百合(サユリツン)を演じている。

ダンス初挑戦の関水は、「街スケでダンスの練習するときは、1回3時間くらい。合計、何時間やったか分からないくらいです。だからメンバーめっちゃ仲いいです!」と、練習を重ねるうちにメンバーとの仲が深まったことをアピール。キャスト一同も「バッキャロー! LOVE」を練習しているといい、現場では街スケメンバーが「見てもらっていいですか!」「誰が一番うまい!?」と声をかけられているという。森の振り付け講座と掛け声講座を経て披露された迫力満点のパフォーマンスでは、高橋をはじめとしたキャストもノリノリで応援。客席と一体となって盛り上がった。

初ステージを終え、関水は「つんく♂さんの楽曲なので、これはほぼ、憧れのモー娘。! 本当に幸せです」、森は「声援のおかげで頑張れました」、志田は「まさかこんな大勢の皆さんの前でできると思ってなくてうれしかったです」、吉田は「まさかデビューしてCDまで出すなんて……ありがとうございます」とそれぞれ感想を述べた。そして高橋は「“山田達人”としてはですね」と前置きし、街スケオタクのスイッチを入れると「こんなところで見ていいのかと思いながら。大変助かりました。またライブ行くからね~」とファンらしく喜びを伝えていた。

『伝説の頭 翔』、高橋文哉主演で実写化

『クロサギ』や『正直不動産』など、多くの実写化漫画の原案で知られる夏原武氏の原作デビュー作として、2003年~2005年にコミック雑誌『週刊少年マガジン』(講談社)にて連載され人気を博した『伝説の頭(ヘッド) 翔』が満を持して初実写化。主演の高橋文哉が、1,000人を超えるヤンキーたちを従える不良チーム「グランドクロス」を束ねる伝説の頭・伊集院翔と、クラスでもまったく存在感がなく、スクールカースト最下層の万年パシリ・山田達人という最強と最弱の二人を、一人二役で演じる。