【鎌倉 グルメレポ】麺や48 - 日本の伝統的な万能調味料「煎り酒」…

夏の疲れに沁み入る一杯

今年4月、ラーメン激戦区大船にオープンした「麺や48」。

繊細で上品かつ滋味深い味わいのラーメンで、早くもラーメン通の心をガッチリと掴んでいる様子。

そんな期待の新星「麺や48」から、夏季限定の冷たいラーメン発売のお知らせが届きました。

▼麺や48のオープンレポート記事は、こちら▼【鎌倉 オープンレポ】麺や48 - ラーメン激戦区大船の次世代を担う新店!繊細で滋味深い究極の「塩らぁめん」

画像出典:湘南人

もちろん、ただの冷やしラーメンではありません。

日本古代の万能調味料である「煎り酒(いりざけ)」を使った、独創性のあるスープが特徴の暑い時期にピッタリの一杯です。

「煎り酒」というのは、あまり耳にしたことがないかもしれませんが、実は、醤油が日本で一般的に普及する前の室町時代から使われていたと言われている調味料。

日本酒に梅干と鰹節を入れ煮詰めて作られたもので、塩味が控えめのやさしい味わいが特徴です。

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店主の志波さんと「煎り酒」の出会いは、日本酒のお店を訪れた際、お刺身を食べる醤油の代わりに「煎り酒」が提供された時のこと。

そこから着想を得て、開発中だった夏季限定の冷たいラーメンに「煎り酒」を使って試作をしてみたのだそう。

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そして、試行錯誤の上に完成したのが、こちらの『鰹と煎り酒の冷たいラーメン(950円税込)』。

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自家製の「煎り酒」を使用し涼やかに仕上げたスープは、鰹と昆布の香りがふんわりと香ります。

ミョウガに大葉、ネギと水菜など夏らしい香味野菜をトッピングに。

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冷水でよくしめ、のどごしが感じられるようにした麺は、「煎り酒」の上品で香り高いスープにとてもよく合います。

爽やかな香味野菜がアクセントになり、夏の疲れに沁み入るような美味しさ。

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『鰹と煎り酒の冷たいラーメン』は、8月まで(予定)の夏季限定・数量限定で提供中。

定番メニューには載っていないので、注文の際はお店のスタッフさんにお声掛けください。

奥深きまろやかさが特徴の醤油らぁめん

「麺や48」の看板メニューと言えば、前回の記事でご紹介した「塩らぁめん(850円税込)」と、実は、もう一つ「醤油らぁめん(850円税込)」があります。

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日本の家庭料理を思わせるような、馴染み深いやや甘めのまろやかさが特徴のスープ。

マイルドな醬油と魚介の風味が効いていて、角がいっさいなくやさしくて奥深い旨味で溢れています。

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お店に訪れた際は、必ず押さえておきたい定番メニューです。

画像出典:湘南人

ひんやりと冷たい『鰹と煎り酒の冷たいラーメン』で涼を取るのもよし、熱々の定番「醤油らぁめん」をフーフー言いながら食べてパワーチャージをするのもよし。

これからの暑い季節を美味しいラーメンで、乗り切りましょう。

店舗紹介

【麺や48】■住所:〒247-0056 神奈川県鎌倉市大船1丁目21−24 白川ビル 1F (和酒bar Taeの間借り営業)■営業時間:11:00〜15:00(L.O.14:45)※食材無くなり次第終了■定休日:月曜日※営業時間など変更になっている可能性がありますので、ご注意ください。

アクセス

JR大船駅東口より徒歩2分