俳優の高橋文哉が主演を務める、映画『あの人が消えた』(9月20日公開)の予告編と本ビジュアルが24日公開された。

映画『あの人が消えた』

この度公開された予告編では、仕事を始めて4年目になってもいまだに慣れず、「またクレーム入ってるよ」と先輩に怒られてしまう、冴えない配達員の丸子(高橋文哉)が、担当する配達先のマンションで自身が愛読している推しのWEB小説家の小宮(北香那)に偶然出会うシーンから始まる。

先輩配達員の荒川(田中圭)に「この仕事をやってて、初めて良かったと思いましたよ!」と、その運命的な出会いを無邪気に報告し、微笑ましい場面が描かれるも、シーンは一転。 不穏な音楽と共に、そのマンションにはある“秘密“が隠されていることが明らかに。事故物件、警視庁による大捜査網、不審者侵入。警察や住人たちからの情報によって、そこが“人が消えるマンション”だということを知った丸子が、マンション住人たちの不審な動きに気付きはじめる。

深まる謎、そして増殖する秘密は、マンションの“謎多き住人VS丸子”の構造となり、303号室の沼田(袴田吉彦)、警視庁の捜査官・寺田(菊地凛子)、302号室の島崎(染谷将太)、そして205号室の小宮と次々に人が消えていく様子を映し出していく。インターホンの「ピンポーン」という音が迫るように鳴り響く中、「世の中には信じがたいことがあるんだ」と荒川が呟く。主演を演じる高橋自身による「この映画の結末は、誰にも話さないで下さい」というナレーションで締めくくられた。

予告を疾走感満載に彩った主題歌が、NAQT VANE(ナクトベイン)の「FALLOUT(フォールアウト)」に決定したことも明らかに。あわせて「住人の誰かが犯人」「必ず事件を阻止して」「見えたって何が?」「事故物件!?」と本作のキーワードが散りばめられる中、「配達員だけが知っている事件がある。」と意味深なコピーが添えられた本ビジュアルも完成した。丸子を取り巻く登場人物が勢ぞろいする一方、彼だけが何かを訴えかけるようにこちらを見つめる様子が映し出された印象的な仕上がりとなっている。

26日より、高橋と田中の2人でデザインされたムビチケカードの発売が決定。、セブンネットでは限定グッズ付きムビチケカードが発売されることも決定した。 また、小宮(北)が小説を投稿するサイトとして本編にも登場する「小説家になろう」とのタイアップも決定。コラボキャンペーンの内容については後日発表される。 角川文庫(KADOKAWA)より、ノベライズの発売も正式決定するなど、本作の公開に向け、タイアップや関連商品の発売など盛り上がりをみせている。

NAQT VANE コメント

映画『あの人が消えた』の主題歌を務めさせて頂きました、NAQT VANEです。 この作品を初めて観た時、とにかく衝撃的で、面白くて、興奮が収まらなかったのを覚えています。エンタメ要素を完璧に網羅した、何度もリピートしたくなる展開。世界観やキャラクターなど様々な面に引き込まれ、気持ちを昂らせたまま楽曲制作をする事ができました。 この「FALLOUT」という曲も、これから見てくださる皆さんに衝撃を与えられるよう皆で試行錯誤し作りました。レコーディング中は苦戦もしましたが、それ以上に、完成が楽しみで仕方ありませんでした。 僕らのエネルギーを存分に詰め込むことが出来たのではないかと感じています。 疾走感あふれる「FALLOUT」と共に、ぜひ劇場でお楽しみください!
次々と人が消える謎めいたマンションを舞台に豪華キャスト&スタッフで贈る、完全オリジナル “先読み不可能”ミステリー・エンタテインメント『あの人が消えた』。 本作に関する今後の続報にも、ぜひご期待ください!

【編集部MEMO】
映画『あの人が消えた』ストーリー
「次々と人が消える」と噂される、いわくつきのマンション。配達員の青年・丸子(高橋文哉)は毎日のようにマンションに出入りするなかで、怪しげな住人の“秘密”を偶然知ってしまう。会社の先輩で小説家志望の荒川(田中圭)にも打ち明け、意見を仰ぎながら住人の正体を探ろうとするが、やがて二人は思いも寄らない大事件へと巻き込まれていく。

(C)2024『あの人が消えた』製作委員会