京王電鉄は23日、土休日に運行される座席指定列車「京王ライナー」「Mt.TAKAO号」の一部列車を対象に、1両を貸切利用できるプラン「京王ライナー個室プラン ~走る実験室~」を実証実験として7月25日から販売すると発表した。

  • 「京王ライナー」「Mt.TAKAO号」の1両を貸切利用できる「京王ライナー個室プラン ~走る実験室~」を販売

「京王ライナー個室プラン ~走る実験室~」は、土休日の「京王ライナー」「Mt.TAKAO号」において、利用者のニーズに合わせ、目的地までの移動時間を楽しんでもらうために企画された。学校行事での団体移動や家族での貸切利用など想定しており、鉄道係員の制服貸出しといったオプションメニューも用意するという。

5000系(10両編成)を使用し、土休日に運行される「京王ライナー」「Mt.TAKAO号」のうち、計19本が対象。いずれも10両編成の先頭車両(上り10号車、下り1号車)を貸切利用できる。貸切車両に乗車できる人数は1人から39人まで。貸金料金は1両4万円(座席指定料金・運行管理費込み)で、乗車人数分の運賃が別途必要となる。

  • 「京王ライナー」「Mt.TAKAO号」に使用される京王電鉄5000系

  • 土休日に運転される「京王ライナー」「Mt.TAKAO号」の一部列車で、10両編成のうち1両を貸切販売する

乗車日2カ月前からメールで申込みを受け付ける。実際に車両貸切を開始するのは8月17日乗車分からとなる。なお、実証実験として実施するため、今後、サービス内容や期間など変更になる可能性もあるとのこと。