普段ビルに囲まれて生活をしていると、田舎の山々や田園風景に癒されますよね。しかし、田んぼや畑があるのは地方だけではありません。東京23区にもあったりして。
実は、農林水産省によると、日本中の農地の区画情報を公開する地図「筆ポリゴン」なるものがあるのだとか。これを見れば、「こんなところに田んぼが?」「ここに畑なんてあったんだ!」と、意外な発見が・・・・・・。
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「筆ポリゴン」で日本中の農地を把握!
農林水産省が提供する「筆ポリゴン」とは、GIS(地理情報システム)ソフトウェア等において利用可能な農地の区画情報であり、農林水産省統計部が標本調査として実施する耕地面積調査等の母集団情報として整備したものを基とするデータ。
使い方は簡単。まずは「筆ポリゴン」公開サイトにアクセス。すると、日本地図が現れ、農地の情報を知りたいエリアにズームしていくと、田んぼは黄色、畑は緑色で表示されます。また、住所や郵便番号などで検索することもできるのだとか。日本中のどこに畑があって、どんな地域でお米が作られているのかが一目瞭然です。
例えば、東京の中心から田畑を探してみると、世田谷区駒沢付近に畑があるほか、東京23区内には意外と多くの農地が確認できました。また、米所・新潟県は圧倒的に田んぼが多く、北海道や秋田県、宮城県など北日本では田んぼの黄色が目立つようです。
「筆ポリゴン」は、ユーザ登録なしで自由に利用することができるようになっていますので、みなさんも、自宅付近の情報を覗いてみてはいかがでしょうか? 新たな発見があるかもしれませんよ。
トレンドリサーチャー: 吉田晴音
文:CHIGAKO
編集:マイナビニュース ワーク&ライフ編集部
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— 農林水産省 (@MAFF_JAPAN) July 12, 2024
こんなところに農地が!?
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農地の区画情報を公開する #筆ポリゴン
研究や分析、農作業の効率化はもちろん、ただ眺めているだけでも、身近な場所に知らなかった田畑を見つけるとワクワクします。#GIS #農地https://t.co/HUbvpzcsnX pic.twitter.com/D5UXfsYvNc