臨時列車の特急「アルプス」が運行開始した。初日はE257系2000番代(9両編成)を使用し、7月12日深夜に新宿駅を発車した後、一夜かけて中央本線など走り、翌朝5時すぎ、松本駅に到着。ほぼ定刻に発車して大糸線へ入り、白馬駅まで運転された。

  • 臨時列車の特急「アルプス」。運行初日はE257系2000番代(9両編成)を使用

JR東日本は今夏、信州観光や登山、レジャーなど週末の旅を楽しめる臨時列車として、特急「アルプス」「はくば」を設定。国鉄時代に急行列車の列車名だった「アルプス」が復活し、快速「ムーンライト信州」以来となる中央本線経由の夜行列車となることから、注目を集めていた。特急「アルプス」はE257系9両編成、全車指定席で運転される。

時刻表も公開されており、新宿駅の発車時刻は23時58分(7番線から発車)。途中の立川駅、八王子駅に停車した後、中央本線・篠ノ井線を走行し、翌朝の5時3分に松本駅へ到着する。同駅を5時10分に発車して大糸線を走り、途中の信濃大町駅にも停車。白馬駅の到着時刻は6時22分とのこと。

  • 松本駅から大糸線経由で白馬駅へ

運行初日となった7月12~13日、特急「アルプス」は特急「踊り子」「湘南」などに使用されるE257系2000番代で運転。車体前面に「特急」または「Limited Express」と表示され、松本駅を発車して大糸線に入るまでほぼ定刻に運転された。特急「アルプス」は今後、始発駅(新宿駅)基準で8月9日と9月13・20日にも運行を予定している。