新京成電鉄は12日、同社が所有するN800形1編成(N838編成)を2005年導入当時の配色に復刻塗装し、「N800形 復刻塗装電車」として7月24日から運行開始すると発表した。
「N800形 復刻塗装電車」は、新京成電鉄の歴史を振り返り、懐かしさを感じてもらうことを目的に運行。リバイバルカラーの電車は、これまでにも8000形の退役が決定した際、「8000形リバイバルカラー電車」を運行しており、好評の企画だという。
N800形は2005年5月から導入された車両。導入当時はマルーンをイメージ色として採用していた。車体側面のストライプ柄は、沿線4市(松戸市、鎌ケ谷市、船橋市、習志野市)を念頭に、マルーンカラーで4本の線を引き、沿線のネットワークと軽快感を表現。2014年以降、現在のコーポレートカラーであるジェントルピンクを用いたデザインで運行している。