映画『言えない秘密』(公開中)の公開御礼舞台挨拶が9日に都内で行われ、京本大我、古川琴音、三浦りょう太、坂口涼太郎、河合勇人監督が登場した。

  • 左から坂口涼太郎、京本大我

同作は、台湾の人気スター・ジェイ・チョウが主演・初監督を務めたヒット映画を原案として製作。ピアノ留学から帰国し、伝統ある音楽大学に編入してきた湊人(京本大我)は、取り壊しが近い旧講義棟の演奏室で、神秘的なピアノを奏でる雪乃(古川琴音)と出会う。今までに耳にしたことのない美しい旋律に強く惹かれた湊人は雪乃に曲名を尋ねるが、「それは秘密」と耳元で優しく囁くだけだった。雪乃に会うたびに心惹かれていく湊人はトラウマだったピアノへ次第に向き合う事ができるようになっていく。しかしある日突然、彼女は目の前から姿を消してしまう。

映画『言えない秘密』公開御礼舞台挨拶にキャスト陣登場

舞台挨拶に登場した坂口は「よろシークレット!」とひとさし指を口の前に出すポーズで「流行らせていかないといけない」と主張する。さらに「私が『坂口涼太郎です、よろシークレット』と言ったら、(京本が)『なんですかそれ?』と言うじゃないですか。その時に『言えない、秘密』って」という流れを提案すると、京本は「ぜひやらせてください。そのパターン、1回やってみましょうか」と乗り気で、2人で再現したあとに“秘密”ポーズで締める。「流行りますね、これは」という京本に、坂口は「時代はこうやって作られていくの!」と語っていた。

また、それぞれの秘密を1文字で表すコーナーでは、「無」というフリップを出した坂口が「言えない秘密なんてないです。エッセイの連載をやってるんですけど、自宅の写真とかまで出し、家賃まで公開し、こんな秘密のない俳優いねーぞと自負しておりますけども。秘密をこれから作っていきたいと思います」と意気込み。京本が「家賃、いくらなんですか?」と尋ねると、坂口が「5万です」と返し、京本は「本当!? へ〜! すごい!」と驚く。「節約家なので。素敵な家なんです」という坂口に、京本は「素晴らしい」と感心していた。