JR東海は3日、三重県熊野市で8月17日に開催される熊野大花火大会に合わせ、8月17~18日にかけて臨時の特急列車と快速・普通列車を運転すると発表した。花火大会の終了後、熊野市駅から多気・名古屋方面へ夜行運転を行う列車も設定された。

  • 特急「南紀」に使用されるHC85系

花火大会当日(8月17日)は、名古屋~熊野市間で臨時特急「熊野大花火」号を運転。下り3本・上り4本を設定し、熊野市行の下り「熊野大花火1・3・5号」は名古屋駅10時54分発・13時40分発・14時40分発、名古屋行の上り「熊野大花火2・4・6・8号」は熊野市駅21時9分発・21時40分発・23時5分発・23時45分発とされた。下り・上りともに名古屋~熊野市間の途中停車駅は桑名駅、四日市駅、津駅、松阪駅、多気駅、三瀬谷駅。上り4本の名古屋駅到着は深夜0~3時台を予定している。

臨時の快速・普通列車は、花火大会当日(8月17日)の13~19時台に熊野市駅へ到着する列車を16本、熊野市駅を20時台以降に発車する列車を15本設定。熊野市駅0時9分発・名古屋駅3時56分着の快速列車、熊野市駅0時49分発・多気駅3時31分着の普通列車なども運転される。その他、一部の定期列車は車両の両数を増やし、運転時刻を変更して運転するという。

花火大会翌日(8月18日)にも、臨時の特急列車として上り「南紀98号」(熊野市駅11時0分発・名古屋駅14時40分着)を運転予定。「熊野大花火」号と「南紀98号」の指定席特急券は、きっぷうりば、指定席券売機、ネット予約で乗車日(始発駅を出発する日)1カ月前の10時から販売される。なお、花火大会が延期された場合は運休となり、全国のJRのおもな駅にて手数料なしで払戻し可能。8月18日の開催となった場合、8月17日と同じ計画で運転される。