フジテレビ系バラエティ番組『ぽかぽか』(毎週月~金曜11:50~)でメジャーデビューの決定が発表された秋元康プロデュースの歌謡グループ・SHOW-WAが20日、東京・台場の同局で生放送終了後に取材に応じ、それぞれが個性を発揮した。
『ぽかぽか』では、番組MCの神田愛花が、2012年に退局してから古巣・NHKに出演していないことが判明したことから、「できれば紅白歌合戦で再びNHKに出演したい」という願いをかなえるための企画「愛花を紅白に連れてって!」が今年1月にスタート。その中でSHOW-WAは、同じオーディションから誕生したMATSURIとメジャーデビューをかけてファン投票対決を実施し、見事パーフェクトで勝利を収めた。
メンバー同士の仲の良さが特色の一つであるSHOW-WA。元大手企業勤務の塩田将己が「みんな真面目なんですけど、ちょっと抜けてる部分があって(笑)」と紹介するように、この取材会でもそんな一面がたびたび見られた。
今回、メジャーデビューとともに、写真集の出版も発表されたが、元Jリーガーの青山隼は「20歳の時にサッカー選手だけの写真集を出させてもらいました。サーフィンしたことないんですけど、裸でサーフボード持って写ってる写真があって、それを塗り替えられるように体をしっかり作ってチャレンジできたらなと思います」と意欲。また、元テレビ技術者の井筒雄太は「筋トレが趣味なので、ついに役に立つ時が来たのかなと思います」と期待を述べるが、塩田は「なんでみんな脱ぐ“ずんてい(前提)”なの?」と、ツッコミを入れたつもりが思い切り噛んでしまった。
合宿での野々村友紀子によるMC指導の際、早口言葉で何度も「おかえり」と言ってしまう“おかえり地獄”にハマるなど、絶望的な滑舌を披露してしまった料理研究家の寺田真二郎は「僕個人的には“滑舌が終わってる”と言っていただきましたが、料理研究家として料理番組にも出ていたので、全く意識してなかったんです。でも、それを良いふうに捉えていただいて、最近僕がMCをすると“頑張って!”という声になりまして、欠点を強みに変えてくださったのも、野々村先生だと思います。歌だけじゃなくて、もっともっとMCでも皆さんを楽しませるように頑張っていきたいなと思います」と抱負を述べつつ、「野々村先生にはもう一度レッスンを受けさせていただきたいです」と、まさかの再レッスン志願を申し出た。
そして塩田は、今回対決したMATSURIへの思いを聞かれ、「おのおのすごい努力して頑張ってきて、いろんなバックグラウンドの人生がある中で、こうして戦ってきましたけども、やっぱり元々一緒のライブハウスとかでやってた仲間とかもいるので、3か月、半年後、1年後、もっと長いかもしんないですけど、みんなが幸せになって笑顔で歌をお客さんに届けて、僕たちが参加した『昭和歌謡リバイバルプロジェクト』が盛り上がれば、日本の音楽業界だったり、昭和歌謡だったりそういう思いを……なんだろう、昭和歌謡とかを必要としているとか、知ったり聴いたりしたらすごくいいなと思ってくださる人に、もっともっとたくさん届くんじゃないかなって思いますので……」などといろいろ述べながら、最後は「何て言うんですかね……はい、なので、MATSURIのみんなも、SHOW-WAも、みんなハッピーになったらいいなと思います」と強引にまとめていた。