フジテレビ系ドラマ『海のはじまり』(7月1日スタート、毎週月曜21:00~)のポスタービジュアルが公開された。
公開されたビジュアルには、我が子と向き合う思いと優しさにあふれた夏(目黒蓮)と、無邪気に笑う海(泉谷星奈)の姿が。その瞳に全ての感情を収束したかのように、遠くを見上げて何かを思う弥生(有村架純)に、手をつなぎ決意のこもった表情で砂浜を歩く水季(古川琴音)。自宅でふとした瞬間に思いをはせるかのような表情の朱音(大竹しのぶ)や、目の前にいたはずの誰かを目で追いかけるような津野(池松壮亮)、少しさみしさもゆらめく笑顔の大和(木戸大聖)。そしてその背景にある朝焼けとも夕景ともとれる、うつろいゆく瞬間を切りとった海の水平線が写し出されている。
いくつもの物語が一つに溶け合っていくビジュアルは、抱えるものは違っても“大切な誰かを思う”気持ちは同じかもしれないというメッセージ性も表現されているように見える作品に。
キャッチコピーは、『silent』『いちばんすきな花』のポスターに続いて今回も、本作の脚本家・生方美久氏が手がけた。「選べなかった“つながり”は、まだ途切れていない」という、生方氏ならではの言い回しで、ビジュアルと同じように主人公の夏だけでなく、登場人物一人一人が抱えている複雑な状況、そしてそこからくる感情、それらを表現した言葉となっている。
【編集部MEMO】
目黒蓮は、今作で父親役に初挑戦することについて、「役を演じていく中で、今まで感じたことのない気持ちだったりとか、こんなことを思うのかな? いろんな壁があって、それを経験できていくのがすごく楽しいです。撮り終わった後に、自分がどういう風な形になっているのかすごく楽しみです」とコメントしている。
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