京阪電気鉄道は13日、京阪本線・鴨東線・中之島線を走行する2200系のデビュー60周年を記念し、7月27日から各種記念企画を実施すると発表した。この一環で、2200系の1編成を1988年当時の車体外観に復元する。

  • 2200系リバイバル塗装イメージ(写真は8両編成時代)

2200系は、各駅停車用の車両2000系に続いて新造された急行用車両で、1964年にデビュー。最盛期には100両在籍していたが、2024年6月現在、4編成のみとなっている。

60周年企画として、4編成のうち1編成(「2216」~「2262」の7両編成)を緑の濃淡による1988年当時の塗装に復元。車外の車番銘板も当時の状態に戻す。運行初日となる7月27日、「リバイバル塗装編成ミステリーツアー(ミニ撮影会付き)」を開催。参加費は1人2万2,000円。定員は50人とされ、「e-kenetマーケット」サイトで申込みを受け付ける。

あわせて7月27日以降、2200系全4編成に記念ヘッドマークを掲出。2200系リバイバル塗装編成は7月28日から営業運転を行う。

  • リバイバル塗装編成ヘッドマーク

  • リバイバル塗装編成以外の3編成に掲出する記念ヘッドマーク

  • グッズ販売会で販売されるアクリルキーホルダーイメージ

  • グッズ販売会で販売されるトートバッグイメージ

  • グッズ販売会で販売されるTシャツイメージ

その他、樟葉駅直結の「KUZUHA MALL」にて、7月27日の11~14時に2200系グッズを中心としたグッズ販売会を実施。2200系の記念企画展「高度経済成長期における京阪間の輸送を支えた車両」も同日から「KUZUHA MALL」で始まり、11月28日まで開催を予定している。