『ミライのお仕事』は6月12日、「年上・年下に対する職場でのジェネレーションギャップ」に関する調査結果を発表した。調査は5月17~28日、18歳以上の社会人経験がある男女564人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず30歳以上の男女423人に、「職場の若手に対してジェネレーションギャップを感じた経験があるか」と聞くと、「ある」(74.2%)という結果だった。

また「若手に感じる価値観の違い」のTOP10をみると、「連絡が口頭ではなくLINEやメールばかり」(29.0%)、「打たれ弱い」(28.7%)、「仕事よりプライベート優先」(25.5%)と続いている。

次に、39歳以下の社会人経験がある361人に「職場の年上の人に対してジェネレーションギャップを感じたことがあるか」と尋ねると、「ある」(78.9%)となった。

また「先輩に感じる価値観の違い」のTOP10をみると、「セクハラ・パワハラなどの時代錯誤」(36.8%)、「飲み会が好き」(32.2%)、「根性・ガッツで仕事をする」(27.0%)と続いている。

なお18~39歳に「先輩の凄いと思うところ、尊敬しているところ」も聞くと、「仕事に関する知識」(59.3%)、「トラブルに対処する力」(53.3%)、「メンタルが強い」(43.5%)、「仕事に対する熱意」(32.3%)、「誰とでも仲良くなれる」(12.6%)などが挙げられている。

逆に30~50代に「若手に対して実はすごいと思っているところ・尊敬しているところ」を尋ねたところ、「情報収集能力が高い」(52.9%)、「プライベートを大切にできる」(39.5%)、「躊躇なく転職・退職をする」(35.0%)、「上司と気軽に話せる」(17.8%)、「自分が若い時より仕事ができる」(17.5%)が挙げられた。