JR九州は12日、日南線が昨年に開業60周年を迎えたことを記念し、キハ40形1両を「首都圏色」に塗装し、7月12日から日南線で運行すると発表した。運行開始に先立ち、7月7日に南宮崎駅でお披露目会を実施する。

  • キハ40形「首都圏色」車両イメージ

「首都圏色」は首都圏を走行する一般形気動車から始まった塗装で、屋根が灰色、車体が朱色1色という配色に。キハ40形も新製時は「首都圏色」をまとって登場し、九州各地で走行していた。今回、日南線のキハ40形1両を「首都圏色」に塗装し、7月12日から日南線(南宮崎~志布志間)を中心に運行。現在、九州内において「首都圏色」のキハ40形は珍しく、宮崎地区限定で運行するとのこと。

運行開始に先立ち、7月7日に南宮崎駅構内の機留3番線でお披露目会を実施。10時30分から1回目、13時30分から2回目の実施を予定しており、いずれも30分前に受付開始する。各回ともにキハ40形「首都圏色」車両の運転台・内観・外観を見学可能(見学時間は約60分の予定)。南宮崎駅構内で解散となる。

6月13日9時30分から、「JR九州トラベルデスク(STORES予約)」サイトで参加予約の申込みを受け付け、1回目・2回目ともに各50名を先着順で募集する。参加費(小学生以上)は1人5,000円。参加者に同行する小学生未満のこどもは参加費無料となる。