インヴァランスは5月31日、「不動産投資のイメージ」に関する調査の結果を発表した。同調査は2024年2月7日~9日の期間、「資産形成に興味があり、現在不動産投資を行っていない」20〜50代男女1,600人を対象にインターネットにて実施したもの。

  • 「不動産投資」についてどのような印象を持っているか

はじめに、「不動産投資」についてどのような印象を持っているか聞いたところ、「良い印象」と回答したのは全体の約3割(30.9%)であった。

年代別で見ると20代が最も多く約半数(46.8%)、次点で30代の36.3%が「良い印象」と回答。若い世代ほど不動産投資に対して抵抗がなく、良いイメージを持っている結果に。

  • 不動産投資をしない理由

不動産投資をしない理由を尋ねると、「思うように利益を得られないイメージがある」(32.0%)が最も多い回答に。

3位に「不動産投資についての知識がない」(23.9%)、4位に「維持管理等の支出がかさむイメージがある」(22.0%)などもランクインしている。同社によると「イメージや知識不足が、不動産投資をしていない主な要因になっているといえそうだ」としている。

  • 「何」が改善されたり、変化があったりしたときに、不動産投資を検討してもいいと思うか

最後に、不動産投資に「悪い印象」と回答した人を対象に「『何』が改善されたり変化があったりしたときに、不動産投資を検討してもいいと思えるか」を調査。最も多かったのは「不動産投資を行うメリットがきちんと把握できたら」(29.7%)で、特に20代男性(31.5%)ではこの回答が多く集まったという。

また2位の「貯金が増えたら」(23.2%)についても20代の回答率が高く(30.0%)、若い世代は「知識」と「金銭面」が解決すれば、不動産投資を始める人が大きく増えることが予測されるという。