ホームコンサルティングソリューションズは、「ハイクラス層のYouTubeを活用した学習についての実態調査」結果を、5月30日に発表した。同調査は2024年5月16日〜20日の期間、年収1,000万円以上の25歳~60歳の男女1,000人を対象にインターネットを用いて行われた。
本業もしくは副業の学習・スキルアップのための情報収集に活用する手段について聞いたところ、約8割が「YouTube」(79.5%)と最多だった。次いで「Webメディア」(48.5%)、「書籍」(47%)となったことから、他媒体よりも圧倒的にYouTubeが活用されていることがわかった。
YouTubeを活用した理由について聞いたところ、「時間効率が良い」(64.6%)が最も多い結果となり、ハイクラス層はより「タイパ」を意識する傾向にあることがわかった。その他の回答としては、「費用がかからないため」(51.4%)、「場所を選ばず情報を得ることができる」(39.7%)も上位になり、情報収集において総合的な効率の良さを求めている結果となった。
本業か副業、どちらに何に関する動画を視聴することが多いかを聞いたところ、「本業」(26.3%)に関する動画を視聴する人が多い結果となった。
一方で、どちらも「将来のための準備」(本業・副業合計:53.6%)と回答する人が多く、豊かな将来を送るための準備としてYouTubeを活用している傾向にあることがわかった。
実際に視聴している動画のジャンルについて聞いたところ、最も多いのは「株式投資」(51.8%)という結果になった。次いで「語学の習得」(31%)が多い結果となり、前問同様に将来の準備のためにYouTubeを活用していることがわかった。
そのほか、「自己啓発」(25.9%)、「資格取得向け」(24.4%)、「不動産投資」(21.5%)などの回答が上位となった。