タカラトミーは、大人向けプラレールシリーズ「プラレール リアルクラス」から、「プラレール リアルクラス ブルートレインあさかぜ」「プラレール リアルクラス 185系特急電車(新幹線リレー号)」を7月13日から販売開始すると発表した。

  • 「プラレール リアルクラス ブルートレインあさかぜ」

ブルートレイン「あさかぜ」は、高度経済成長期の1956年に東京~博多間を走る夜行列車として登場。2年後の1958年、ブルーの車体の20系客車が登場し、寝台列車「ブルートレイン」の歴史が始まった。1972年に14系客車、1976年に24系25形100番代客車を投入して居住性の向上を図り、1985年にはハイパワーの電気機関車EF66形が牽引機に抜擢され、人気を博した。その後、2005年3月1日をもって引退した。

「プラレール リアルクラス ブルートレインあさかぜ」(JR東日本商品化許諾済・JR西日本商品化許諾済)は、1両目の動力車をEF66形とし、2・3両目に2段ベッドとはしごを設置した24系25形100番代客車(オハネフ25-100)、4両目に電源車(カニ21-100)の室内エンジンパーツを造形で表現。飾り帯ヘッドマークは2タイプ(ヘッドマーク有・無)付属する。

  • 車体内部

  • テールマーク

  • 電源車室内エンジンパーツ

185系は1981年3月から運用開始した直流特急形電車。東北新幹線大宮~盛岡間が暫定開業した際、上野~大宮間で「新幹線リレー号」として運行され、東北・上越新幹線との調和を図るため、クリーム色の車体に緑色の帯を配した「緑帯」デザインとなった。「緑帯」仕様の185系は、特急「谷川」「白根」「あかぎ」「そよかぜ」「新雪」、急行「シュプール上越号」などでも活躍した。

「プラレール リアルクラス 185系特急電車(新幹線リレー号)」(JR東日本商品化許諾済)は、「新幹線リレー号」の「新幹線連絡専用」をはじめ、「谷川」「白根」「あかぎ」「そよかぜ」「新雪」「シュプール上越号」など21種類のヘッドマークシールを付属している。シールを貼り替えることで、思い出の185系を楽しめる。

  • 「プラレール リアルクラス 185系特急電車(新幹線リレー号)」

  • クーラー・パンタグラフ

  • 車体内部シート

  • ヘッドマークシール

「プラレール リアルクラス ブルートレインあさかぜ」「プラレール リアルクラス 185系特急電車(新幹線リレー号)」ともに価格は7,700円。走行させる場合、単3形乾電池1本(別売り)を使用する。