三井不動産は、第9期叡王戦開催を記念し、柏の葉スマートシティ内「Rugby School Japan(RSJ)」にて、『「柏の葉スマートシティ」第9期叡王戦5番勝負第4局記念イベント』を、5月30日に開催した。
RSJは、不二家・日本将棋連盟が主催するタイトル戦「叡王戦」第4局の開催地である柏の葉に、2023年9月に開校した首都圏初の英国名門パブリックスクール。「柏の葉国際キャンパスタウン構想」の中でも重要な要素となる、世界に誇れる教育インフラとして期待される施設であり、特にRSJの歴史ある洗練された教育システムと、柏の葉スマートシティの先進性が結び付くことで、柏の葉スマートシティから世界レベルの人材を育成・輩出することを目指し、柏の葉スマートシティをさらに「イノベーションが生まれる街」へと繋げる。
イベントには、「叡王戦」での対局を控える藤井聡太叡王と伊藤匠七段が参加し、まずはRSJのサイモン・パルファマン副校長による案内のもと、校内の音楽室とディベートルームを見学。サイモン副校長の話に、熱心に耳を傾けながら、校内を巡った。
そして、三者による歓談では、RSJを見学した感想について、藤井叡王が「充実した施設があって、それぞれの生徒の方が主体性を持って学んで、学んだことを実践していけるすばらしい環境」と称賛すると、伊藤七段も「音楽だったりスポーツだったり、通常の勉強以外の様々なことに取り組むことができて、生徒も通っていて楽しめる学校なのかなと感じました」との感想を述べた。
また、「個性をいろいろなプログラムを通して伸ばしていくということをとても大事にしている」というサイモン副校長は、藤井叡王と伊藤七段に将棋との出会いや、どのような環境で集中力を養ってきたかを尋ねると、藤井叡王は子供の頃を振り返りながら、「私の興味を伸ばすようにいろいろサポートしてくれたおかげ」と感謝の気持ちを明かした。