雄英側の動きをオール・フォー・ワン(AFO)に伝えていた内通者、それはなんと、幼い頃にAFOから“個性”を与えられ、両親と共にAFOの言いなりになっていた青山優雅だった。身柄を拘束され、自らを「僕はクズの敵<ヴィラン>だ」と責める青山に、緑谷出久(デク)は「君はまだヒーローになれる」と手を差し伸べる。青山がこちら側にいることを逆手に取ることを提案するデク。それを受けた相澤はある作戦を提案するが……というストーリー。
デクたちA組は、青山に“共にヒーローを目指すクラスメイト”として戻ってきてほしいと願う。「青山の協力によって、どこに潜んでいるのか分からないAFOを誘導し先手を打てるのではないか」と提案するが、AFOに嘘は通用しない。具体的な策がない上、大きな被害を出してきた裏切り行為は、すぐに許されるものでもなかった。
そこへ助け舟を出したのが、A組担任の相澤消太。具体的な作戦内容は視聴者にはまだ分からないが、どうやら青山の決断次第のようだ。
何度もデクたちを裏切ってきたことで、AFOと対峙することになった時に同じことを繰り返してしまうのではないかという恐怖に怯える青山。青山に会いに行った相澤は、「俺はまだお前を除籍するつもりはない」と伝える。
負い目を抱えながら生きることが無いように、恐怖に打ち勝てるように、生徒としての青山へ様々な言葉をかける相澤。その様子にSNS上では「相澤先生がめっちゃ先生してる!」「A組の担任が相澤先生で良かった」といったリアクションが見られた。
果たして、青山は自身の中に渦巻く恐怖を乗り越えることができるのだろうか?