偽装サークルや暗号資産などの「消費者トラブル」。自分はそんなものに騙されない! 被害者になんかなるわけない! と思っていませんか?

本当に大丈夫なのか、自身の「消費者力」をチェックする表が、消費者庁公式X(@caa18saiotona)に公開されています。

今回は、マイナビ学生の窓口に所属するZ世代の大学生「トレンドリサーチャー」が注目するニュースを紹介します!

  • 診断セルフチェック

    診断セルフチェック

誰もが被害者になり得る消費者トラブル

消費者庁のいう「消費者力」とは、以下のような力のこと。

  • 違和感に「気づく力(批判的思考力)」
  • きっぱりと「断る力」
  • 1人で抱えず「相談する力」
  • 家族等の異変に「気づく力」
  • 相談を勧める等の「働きかける力」

この「診断セルフチェック」は、自分の心理傾向で消費者被害に遭う危険度を測ることができるチェックシート。チェックシートから、「肩書に弱い」「欲しい衝動を抑えられない」「頼まれると断れない」「人を信じすぎる」など、自身の心理傾向の把握ができるそうです。

セルフチェック表では、消費者力をはかるための15のチェック項目について、どのくらいあてはまるのかで採点。勧誘を受けたときに契約してしまう確率は、30点台の人で30%程度、60点を超えると約70%に。また、「性格的には自分は被害に遭わない」と思える30点未満の人でも、約4人に1人が契約してしまうのだとか。思い込みや油断は禁物ですね。

また、各項目群において14点を超えると危険なのだとか。

セルフチェックを行うことで、被害に遭う確率だけでなく、それぞれの心理傾向から、どんな事に注意するべきなのか、どんな消費者力を強化すべきなのかを知ることができるチェックシート。客観的に自信を見つめる機会にもなると思いますので、ぜひ、トライしてみてくださいね。


18歳から大人です。進学や就職で新たな環境に身を置くなか、信じていいものとそうでないものを判断する力も含め、自身や周りの人をトラブルから守る消費者力を身につけましょう!

トレンドリサーチャー: 吉田晴音
文:CHIGAKO
編集:マイナビニュース ワーク&ライフ編集部