宗教的な問題や、体質、妊娠中といった理由でノンアルコールのオプションを選択する人に加え、最近では意図的にお酒を飲まないと決断したSober Curious(ソバーキュリオス)と呼ばれるスタイルや、良質なワインやシャンパンは嗜むが、日常的なアルコールの摂取を控えるFlexi Drinker(フレキシドリンカー)といったスタイルを選択する人も増えて来た。そんな中で注目されている、アルコール度数0.0%の新世代スパークリングワインをご紹介しよう。
【画像】ヴィンテージのノンアルコール・スパークリングワインという新しい選択(写真6点)
今回紹介するのは、フランス発のノンアルコール・スパークリングワイン「La Cuvée Vintage 2022(ラ・キュヴェ・ヴィンテージ 2022)」。本プロダクトは、アルコール度数 0.0%有機栽培のシャルドネから造られたワインであり、亜硫酸塩、保存料、添加糖、人工着色料が一切含まれない他、動物性食品を使用せず、100%ナチュラルでオーガニックな原材料から作られたノンアルコールスパークリングワインである。
そして驚くべきは世界でも希少で革新的な”ヴィンテージ”のノンアルコールワインであるということだ。CEOのロドルフの強い信念のもと、複雑なワインの味わいをアルコールなしで提供する研究開発チームが、4年の歳月をかけて完成させたこのモデルは、シャンパーニュやコニャック界で活躍した醸造責任者に加え、世界で最もミシュランの星を獲得したシェフと仕事をするソムリエなどで構成された特別なチームによって手がけられた。
なお、世界最優秀ソムリエ2023のライモンズ・トムソンス氏は、ラ・キュヴェ・ヴィンテージ2022を試飲した際、「アルコールフリーにしては素晴らしい口当たりと余韻の長さがあり、良い濃度を持ち、ノンアルコールのスパークリング・ワインの優れた例であり、素晴らしい複雑さと深みがある」とコメントしており、プロによる高い評価も得ている。
ピークに達した素晴らしい熟成スパークリングワインのようなこのノンアルコールワインは、アルコールを飲まないという選択をまた違う意味で特別なものにすること間違いないだろう。
La Cuvée Vintage 2022(ラ・キュヴェ・ヴィンテージ 2022)
発売日:2024年6月下旬
内容量:750ml
価格:1万8144円(税込)
FRENCH BLOOM