高橋一生&橋爪功は「クリエイティブで面白い発想をされる方々」

――改めて、高橋一生さん、橋爪功さんとのお芝居はいかがですか?

一生さんと橋爪さんはクリエイティブで面白い発想をされる方々なので、とにかくお芝居がすごくて、普通に見入ってしまって、「あっ、私のセリフだった!」ってなってしまうときもあるくらいです(笑)。このシーンだとこういう流れがあって、こんなふうに終わるだろうなって、自分が想像してたものと全く違う動きや言い回しをされるので、自分の小さな想像ではダメだなと思いました。監督も「え、そう動くの!?」って、よく困ってます(笑)。

――お二人のお芝居で「ここがすごかった」という印象的なシーンはありますか?

1話で航さんが「その通り!」って言うシーンがあるんですけど、橋爪さんが「Exactly!」って急に英語に変えて(笑)。もちろん台本にはなかったですし、そういうアドリブは自分の中にはないものなので、やっぱりすごいなと思いました。

  • 本田翼

これからキュンキュン欲しいです(笑)!

――事前コメントで、「前作の撮影で学んだことは“失敗を恐れるな”! 今回も会話劇の応酬が見どころのひとつですが、前作よりもさらに日常会話に近いと感じているので、私にとっても新たな挑戦となりそうです」とお話されていました。“失敗を恐れるな”というのは、どういった部分で感じたことなのでしょうか?

とにかくセリフの量が多いので、間違えないようにしなきゃいけないと慎重になる場面が前回はあったんです。でも、今回はそこを乗り越えて、今までとは違う言い回しをしてみよう、新しい扉を開いてみようと思って、撮影に入りました。

――実際に撮影に入ってみて、いかがでしたか?

『6秒間の奇跡』は何かすごい大事件が起こるわけではないので、会話劇でいかに視聴者の方に楽しんでいただけるかがポイントだと思っています。なので、その会話劇が一辺倒にならないように気をつけました。あと、おかしな間を取り過ぎても、テンポが悪くなってしまうと思っていたので、バランスを取るのがすごく難しかったです。

  • 本田翼

――第2話では、「キュンキュン」というワードが一つのポイントになったかと思います。本田さんご自身は最近、「キュンキュン」されましたか?

キュンキュンですかー! 最近はとにかくドラマの日々だったからなあ(笑)。ドラマのロケ地でしだれ桜が咲いていて、それを見たときはすごくうれしい気持ちになりました。でも、キュンキュンとはちょっと違いますよね……。キュンキュンする出来事には出会えてなかったので、これからキュンキュン欲しいです(笑)!

――これからに期待なんですね(笑)! では最後に、ドラマの見どころを教えてください。

『6秒間の奇跡』は、「この人ツッコミが激しいな」「この人変わってるな」と、クスッと笑ってもらえるようなお話になっていると思いますので、夜、テレビをピッと点けて、本当に気軽に観ていただけたら、うれしいです!

  • 本田翼
  • 本田翼
■プロフィール
本田翼
1992年6月27日生まれ。東京都出身。2006年、モデルデビュー。 2012年放送のドラマ『GTO』(カンテレ・フジテレビ系)の神崎麗美役で注目を集め、活動の幅を広げる。近年の主な出演作は、『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』(フジテレビ系)、『オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ』(NHK)、『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』(フジテレビ系)、『君の花になる』(TBS系)など。