ロクシタンジャポンは4月27日、L'Occitane SHIBUYA TOKYOをリニューアルオープンします。2026年に50周年を迎えるロクシタンのリブランディング第1弾として、世界に先駆けオープンするという店舗を一足先に内覧させてもらったので紹介します。

  • 4月27日にリニューアルオープンするL'Occitane SHIBUYA TOKYO

■ロクシタン生誕の地を再現しラグジュアリーな空間に

今回リニューアルオープンするL'Occitane SHIBUYA TOKYOは、ロクシタン生誕の地・南仏プロヴァンスに根付くライフスタイルを再現し、ラグジュアリーを追求した空間に仕上がっています。

フロアごとにコンセプトを設け、内装もそれにひもづく設えに。

「育む」をコンセプトとする1階は、地層のようなデザインの内壁や土っぽさのあるカウンターで全体的に温かみがあり、ロクシタンが大切にしている自然と共生する価値観が表現されています。

■日本初上陸「リフィルファウンテン」など、サスティナビリティ

ロクシタンならではの自然由来の製品が並ぶ中、特に注目したいのは、日本初導入となったリフィルファウンテン。

  • 日本初導入のリフィルファウンテン

詰め替え用ボトルを購入すると、何度でも製品を詰め替えて購入できるサービスです。

ボトルは250ml(550円)と500ml(880円)の2種、詰め替え商品は「ヴァーベナ シャワージェル」「シア リキッドハンドソープ ヴァーベナ」「アーモンド シャワーオイル」「リペアリング シャンプー」「リペアリング コンディショナー」の5つです。

  • ボトルサイズは250ml(550円)と500ml(880円)の2種

2回目以降、ボトルを洗浄・乾燥した状態で持参し、希望の詰め替え商品とボトルキャップ(220円)を購入すると店舗スタッフが詰め替えをしてくれます(キャップは毎回購入が必要)。

  • ボトルキャップ(220円)は毎回購入し交換する

さらに同フロアには、テラサイクルと実施している「捨てる(廃棄する)という概念を捨てよう」という考えに基づいた、使用済み製品パッケージリサイクルの回収ボックスも設置されています。

  • 使用済み製品パッケージの回収ボックス

日本国内のロクシタン店舗においては2019年4月にスタートした取り組みで、これまで回収した容器は69トンにも上るそう。

■ハンドクリームは「店舗限定デザイン」と「刻印サービス」が魅力

そのほかロクシタンの人気商品のハンドクリームは、本店舗限定として「ハチ公」と「縁起物」デザインが販売されます。

  • 本店限定発売、右から「2024 渋谷 シアハンドクリーム」「2024 JAPAN シアハンドクリーム」(各30ml / 1,760円)

  • ハンドクリームのキャップは取り外しのできないタイプに変わっていくという

さらにL'Occitane SHIBUYA TOKYOでは、ハンドクリームへの刻印サービスも提供します。

ロクシタン製品を3,850円以上購入するとハンドクリーム30mlに最大7文字の刻印をしてもらえるサービスで、常設店舗での提供はこちらの店舗のみだそうです。

■上階のカフェは渋谷を一望しながら南仏料理を楽しめる

店舗奥の階段を上がると、Cafe L'Occitane SHIBUYA TOKYO(カフェ)につながります。

2階フロアは「創る」をコンセプトに"アトリエ"をイメージした造りを採用し、人の手から生み出される温かみのあるクラフトマンシップ(職人技術)を表現しています。

  • 窓から注ぐ光で開放感を感じる店内

新しく取り入れたという天井の"バスケットシャンデリア"や、フランスから輸入したという赤タイルのテーブルの存在感が光ります。

  • 天井に並ぶ"バスケットシャンデリア"

  • フランスから輸入し、表参道の店舗で使用されていたタイルを再利用したテーブル

こちらのタイルは過去に表参道の店舗(現在は閉店)で使用されていたものを再利用したといいます。

窓と反対側にはボックスのソファ席も用意され、渋谷ど真ん中の立地でありながら、都会の喧噪を忘れてゆったり過ごせそう。

さらに3階へ上がると、ずらりと並ぶ薬瓶のようなガラス瓶が目に入ります。

同フロアのコンセプトは「解く」。同社が植物研究のパイオニアとして、植物の力を紐"解き"ながら培ってきた研究力をラボに見立て、フランスの薬局をイメージしてデザインしたのだとか。

天井部分の反射が特徴で、夜間に店外から見ると美しく光って見えるそう。幻想的な雰囲気を感じました。

  • 反射する天井が幻想的な雰囲気を醸し出す

化粧室に続く壁面に貼られた黄色いタイルも2階のそれと同様に、フランスから輸入したこだわりのタイルで、1枚ずつ職人の方が貼ったそうです。色合いや質感がロクシタンの世界観に合い、温かみを演出しています。

  • フランスから輸入した黄色いタイルが貼られた壁面

メニューを見てみると、お食事、ドリンクのほか、パフェやケーキなといったデザートも充実。彩り豊かでロクシタンの世界観が表現された数々のメニューに心が躍ります。

今回のリニューアルに伴い、南仏の郷土料理「白いんげん豆とソーセージ・豚肉のカスレ」(1780円)と「ロクシタン モンブラン」(1180円)が新たに加わりました。

ドリンクメニューはアルコールも含み、昼夜問わずさまざまなシーンで楽しめそうです。

2階、3階両フロアとも、渋谷の街を一望しながら過ごせるのも大きな魅力。

  • 提供メニュー一例

■L'Occitane SHIBUYA TOKYOのオープンは4月27日

L'Occitane SHIBUYA TOKYOは、4月27日10時オープンです。

来店者にはL'Occitane SHIBUYA TOKYOオリジナルバッグのプレゼントもあるそうです。

プロヴァンスならではのラグジュアリーを追求したというロクシタンの新ストア、連休中に訪れてみてはいかがでしょう。

L'Occitane SHIBUYA TOKYO
オープン日: 4月27日
住所: 東京都渋谷区道玄坂2-3-1 渋谷駅前ビル
営業時間: ショップ 10:00~21:00、カフェ 10:00~23:00(LO 22:00)
定休日: 不定休